これでは「デカ四駆!?」、タミヤ制作の実車版ミニ四駆が鈴鹿を走る！

　実車化プロジェクトに選ばれたのは、人気シリーズ「アバンテ」の系譜を組む「エアロ アバンテ」。

　ミニ四駆は1/32スケールの「走る模型」。小型のモーターを搭載した四輪駆動で、単3の乾電池で動きます。組み立てには基本的には接着剤を使用せず、パーツをはめ込んだりビスで固定したりするのも特徴です。

　コクピットにドライバーが乗って走らせる1/1 ミニ四駆 エアロ アバンテは、ミニ四駆をそのまま大きくしただけではありません。しっかり走らせられる強度や性能を持たせながら、ミニ四駆の世界観を崩さないように設計されてるんです。モーターじゃなくてエンジンを積んでいるし、なんと最高時速は180km/hまで出るんだとか。

　細かなところまでほんとうにていねいにつくられていますね。

　鈴鹿サーキットで行われたイベントには、1990年のF1シリーズに参戦したF1マシン「ティレル・019」も登場！

　1/1 ミニ四駆 エアロ アバンテはドライバーが乗り込んだあと、ボディカウルをすっぽりかぶせます。この感じもミニ四駆っぽい。

　2台が並走しているところを見ると、1/1 ミニ四駆 エアロ アバンテのサイズが際立ちます。ティレル・019より一回りか二回り大きい印象。

　見れば見るほどよくできてるなぁ。自走するときには必要ありませんが、ローラーもちゃんと回りますよ。

　ミニ四駆に熱狂したファンにとってはなんとしても乗りたい1台だけど、実車版が発売される予定はありません。イベントで走行することもあるようなので、実車を見てみたい方は公式サイトをチェックしてくださいね！