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更新日:2020.10.12 / 掲載日:2017.01.16
ポルシェ、新型「GTS」を「カレラシリーズ」に追加
新型「GTS」を追加する「911シリーズ」
ポルシェは、新型となる「911カレラ GTS」、「911カレラ4 GTS」、「911タルガ4GTS」の予約受注を2月9日から日本で開始する。911カレラ GTSと911カレラ4 GTSは、クーペとカブリオレ、911タルガ4GTSはクーペのみとなる。
今回、新開発となった3.0リッター6気筒水平対向エンジンは、現行の911カレラSを30ps、自然吸気エンジンの先代GTSモデルを20ps上回る450psの最高出力を発生。550Nmの最大トルクを2,150-5,000rpmで発生する。ポルシェ アクティブ サスペンション マネジメント(PASM)が標準で装備され、カレラ/カレラSより車高が10mm低くなり、GTSクーペではスポーツシャシーが組み込まれることにより、車高がさらに10mm低い設定となる。
911 Carrera 4 GTS Coupe
すべてのGTSモデルで、4輪駆動と同じワイドボディを採用
911カレラ4 GTS クーペは、GTSの中で最も加速性能に優れたモデル。PDK(ポルシェ ドッペルクップルング)と標準装備のスポーツクロノパッケージを組み合わせることにより、0-100km/h加速が3.6秒を記録する。GTSモデルの最高速は300km/hを超え、最も速い911カレラGTSは、PDKとの組み合わせで310km/hになる。また、すべてのGTSモデルは、4輪駆動と同じワイドボディを採用する。
シートは、新しいステッチパターンのアルカンタラを採用
インテリアは、スポーツクロノパッケージのストップウォッチがダッシュボード中央部に配置。今回の新型GTSに合わせて、ポルシェ トラックプレシジョン アプリが変更されている。ドライビングデータの自動記録、詳細データの表示、分析などがスマートフォンにより可能となる。シートは、新しいステッチパターンのアルカンタラを採用。ヘッドレスト部分にGTSロゴが埋め込まれたスポーツシート プラスは、4方向に電動調整可能となり、横方向のサポートと快適性を向上させている。
インストゥルメントパネルは、目の粗い黒の酸化コート処理が施されたアルミパネルを採用。ステアリングホイールのリム、センターコンソールボックス、アームレストなどの多くのインテリアで、アルカンタラが採用されている。
すべてのGTSモデルの最高速は300km/hを超える
新しいスポーツデザインのフロントエプロンは空力面で最適化され、カレラSモデルより前後のリフトが低減されている。低められたフロントスポイラーとより高くせり出すリアスポイラーも空力性能に貢献している。
メーカー希望小売価格は、カレラGTSが1,750万円(税込)、カレラGTS カブリオレが2,016万円(税込)、カレラ4 GTSが1,850万円(税込)、カレラ4 GTS カブリオレが2,116万円(税込)、タルガ4 GTSが2,116万円(税込)