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更新日:2018.10.31 / 掲載日:2016.11.11
トヨタ、小型乗用車の新型モデル「ルーミー」、「タンク」を発売
小型乗用車の新型モデル「ルーミー」を発売した
トヨタは11月9日、小型乗用車の新型モデル「ルーミー」、「タンク」を発売した。ルーミーとタンクは、広々とした空間“Living”と余裕の走り“Driving”を掛け合わせた「ワン・エル・ディー・カー」をコンセプトとした新型モデル。乗り降りしやすい両側スライドドアや、室内の広さ、多彩なシートアレンジなど、ミニバンのメリットをコンパクトカーに取り入れた、新しいタイプのトール2BOXになるようだ。なお、生産は、ダイハツが担当する。
インテリアは、水平に広がるインパネを採用
衝突回避支援システムとして、「スマートアシストII」を採用
両モデルのボディサイズは、全長3700mm、全幅1670mm、全高1735mm。軽自動車規格より大きく、5名乗車が可能となる。最小回転半径4.6mで小回りがきく。エンジンは、2種類が用意される。1つは、新開発の1.0リッター直列3気筒ターボエンジン。最高出力72kW(98PS)、最大トルク140Nmを発生する。もう一方は、1.0リッター自然吸気の直列3気筒エンジンで、最高出力51kW(69PS)、最大トルク92Nmを発生する。トランスミッションは、CVTが組み合わされる。JC08モード燃費は、自然吸気エンジンの2WDが24.6km/Lを記録。4WDは22.0km/L、ターボ車は21.8km/Lを実現する。
TANK
タンクは「ダイナミックさ」をテーマにデザイン
ルーミーのエクステリアは、「品格と艷やかさ」、タンクは「ダイナミックさ」をテーマにデザイン。それぞれカスタムグレードが設定され、デザインのバリエーションを豊富にしている。インテリアは、水平に広がるインパネを採用。機能性とワイドな印象を表現。また、見晴らしもよく、運転席前に配置したメーターは、フードを低く抑えることで視認性を確保している。
そのほか、衝突回避支援システムとして、「スマートアシストII」を採用。これは、「衝突警報機能(対車両・対歩行者)」、「衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)」、「誤発進抑制制御機能(前方・後方)」、「車線逸脱警報機能」、「先行車発進お知らせ機能」の5つの機能を採用している。
メーカー希望小売価格は、ルーミーとタンクの両モデルとも、標準グレードが146万3400円(税込)~185万7600円(税込)、カスタムグレードが177万1200円(税込)~200万8800円(税込)