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更新日:2018.11.10 / 掲載日:2016.09.13
ポルシェ、「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」の予約受付を日本で開始
新型モデル「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」
ポルシェ ジャパンは、新型モデル「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」の予約受付を10月11日から開始する。パナメーラ 4 E-ハイブリッドは、6月にデビューした第2世代モデルのパナメーラ追加モデル。従来型では2WDであったが、駆動方式はほかの第2世代パナメーラと同じく電子制御式の4WDを採用。これにより、車名に4WDを意味する「4」が追加されることになった。
パワートレーンは、スーパーチャージャー付きの3.0リッターV型6気筒エンジンと8速ATティプトロニックSの組み合わせから、2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンと8速PDKポルシェ・ドッペルクップルングへと変更になる。走行用のリチウムイオンバッテリーは重量を変えずに、容量を9.4kWhから14.1kWhにアップ。システム全体の最高出力は306kW(416PS)から340kW(462PS)へと高められている。
PORSCHE Panamera 4 E-Hybrid
ハイブリッドシステムは、ポルシェのハイブリッドミッドシップスポーツ「918 スパイダー」のシステムを踏襲
ハイブリッドシステムは、ポルシェのハイブリッドミッドシップスポーツ「918 スパイダー」のシステムを踏襲。従来は、モーターによる追加パワーを得るためにドライバーがアクセルペダルを80%以上踏み込む必要があったが、新たにモーターとエンジンが最初から調和しながら連動するように改良されているという。ドライバーがアクセル操作を行なうと、すぐにモーターの追加パワーが引き出されるようになっている。
インテリアは、基本デザインや装備などが第2世代パナメーラと共通となった
インテリアは、基本デザインや装備などが第2世代パナメーラと共通となったのが特徴。センターコンソールに12.3インチのタッチスクリーンを持つ「ポルシェ コミュニケーション マネージメント システム」を採用。メーターパネルには、中央のアナログタコメーターと両サイドの7インチディスプレイを組み合わせた5連メーターを採用する。5連メーターの7インチディスプレイには、918 スパイダーの採用品をベースとしたハイブリッド専用パワーメーターを設置。電力やエネルギー回生の状況などを表示する。PCMでもブーストに利用できるエネルギーを表示する「ブーストアシスタント」、EV走行の各種情報を表示する「ハイブリッドアシスタント」を追加している。
フランス・パリで開幕する2016年パリモーターショーで、ワールドプレミアされる予定
そのほかのスペックは、最高速が270km/hから278km/hにアップしたほか、0-100km/h加速は5.5秒から4.6秒に短縮された。また、電力だけで走る「E パワーモード」での最高速は135km/hから140km/hとなり、モーターのみの航続距離は、32.1kmから50kmに向上している。新ヨーロッパ走行サイクルでの燃料消費量は、2.5L/100kmと発表された。新型パナメーラは、10月1日にフランス・パリで開幕する2016年パリモーターショーで、ワールドプレミアされる予定だ。
ハンドル位置は、全車右ハンドル。メーカー希望小売価格は1407万円(税込)