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更新日:2018.11.24 / 掲載日:2016.07.21
ホンダ、今秋発売予定の新型「フリード」公開
顔つきは現行のステップワゴンに似た形となる
本田技研工業は、今秋発売予定の新型「フリード」先行公開ページにおいて、全面刷新されたエクステリアを公開した。今回発表された「フリード」は、2016年秋にホンダがフルモデルチェンジして発売する予定となっている。ボディサイズは変わらず、室内空間を拡大して使い勝手を向上させている。
FREED
「居住性」「燃費性能」「走行性能」についてさらに進化させた
エンジンは、新開発の1.0Lターボは見送られ、ハイブリッドモデルの「1.5L SPORT HYBRID i-DCD」とガソリンモデルの「1.5リッター直噴DOHC i-VTEC」の2種類から選択できる。「1.5L SPORT HYBRID i-DCD」には1モーター2クラッチシステムとリチウムイオンバッテリーの組み合わせが採用された。
レアアースを使わない新型エンジン
また、ハイブリット車用駆動モーターに重希土類を使わない磁石を初めて実用化し、フリードから採用すると発表した。重希土類を使わない熱間加工ネジウム磁石を使うのは世界初となる。同社は日本の鉄鋼供給企業、大同特殊鋼株式会社と協力し、テルビウムやジスプロシウムといった重希土類元素を全く使わない磁石の開発に成功した。肝心の性能面では、トルク、出力、耐熱性において従来の磁石を用いたモーターと同等の性能を達成し、生産コストの低減も併せて実現した。今後新型「フリード」の「1.5L SPORT HYBRID i-DCD」を皮切りに順次新型車にも拡大していく予定となっている。