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更新日:2018.11.10 / 掲載日:2016.04.26
ポルシェ、「718 ケイマン」「718 ケイマンS」の予約受注を日本で開始

新型モデルとなった「718 ケイマン」と「718 ケイマンS」を日本で発売
ポルシェ ジャパンは、ミッドシップクーペ「718 ケイマン」、及び、「718 ケイマンS」の予約受注を、4月28日から日本で開始する。新型ケイマンは、フロントとサイドに目立つエアインテークを備えるとともに、低いサイドプロフィールによりダイナミックな雰囲気を強調。サイドビューではフェンダーとサイドシルが特徴的で、新しくなったリアまわりでは“Porsche”ロゴを冠したハイグロスブラックのテールランプ間のアクセントストリップによって、よりワイドなエクステリアになった。また、テールランプもリニューアルされている。
PORSCHE 718 Cayman

フロントとサイドに目立つエアインテークを備えた
水平対向4気筒ターボエンジンは、2月に受注を開始した「718 ボクスター」と共通のものを採用。クーペとロードスターの最高出力が初めて同じスペックになったという。718 ケイマンは、最高出力220kW(300ps)の2.0リッターエンジンを搭載。
PORSCHE 718 Cayman S

シャシーは、スプリングとスタビライザーのレートが引き上げられた
718 ケイマンSは、257kW(350ps)を発生する2.5リッターエンジンを搭載する。最大トルクは、2.0リッターエンジンでは先代モデル比で90Nm増の380Nmを実現。2.5リッターエンジンは、市販のガソリンエンジン車で「911 ターボ」だけが採用していた「バリアブルタービンジオメトリー」付ターボチャージャーを搭載。先代モデル比で50Nm増の420Nmを発生する。 オプションのスポーツクロノパッケージを装着した718 ケイマンは、0-100km/h加速はが4.7秒。同仕様のケイマンSは、4.2秒をマークする。最高速は718 ケイマンが275km/h、718 ケイマンSが285km/hとしている。

レーキシステムは、フロントに330mmディスク、リアに299mmディスクを採用
インテリアは、エアベントを含むダッシュパネル上部が新しくなり、標準装備されるポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステムのほか、「918スパイダー」から流用されるスポーツステアリングホイールを採用する。シャシーでは、従来モデルからスプリングとスタビライザーのレートが引き上げられたほか、ショックアブソーバーのチューニングを変更。リアホイールは0.5インチワイド化され、新しいタイヤとの組み合わせで横Gの最大値を高め、コーナリングの安定性を改善した。
ブレーキシステムは、フロントに330mmディスク、リアに299mmディスクを採用。718 ケイマンにはケイマンSの、718 ケイマンSには「911 カレラ」の4ピストンキャリパーと6mm厚いフロントディスクを搭載する。ステアリング位置は左右から選択できる。左ハンドルの予約受注については6月1日~30日の期間限定となる。
メーカー希望小売価格は619万円(税込)~865万4000円(税込)