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更新日:2018.11.18 / 掲載日:2016.03.17
ランボルギーニ、往年の名車「ミウラ」をレストアして披露

レストアされた往年の名車「ミウラ」

レストアされた「ミウラ」は、コンクールイベントで披露
アウトモビリ・ランボルギーニは、同社のレストア部門ポロストリコが1年以上かけてレストアした1971年の「ミウラSV」を米アメリア島で開催したコンクールイベントで披露した。ボディカラーの「グリーンメタリック」やタンレザーは、当時のモデルを忠実に再現したもの。1年というレストア期間には資料の収集などリサーチに費やした期間も含まれる。

ボディカラーの「グリーンメタリック」やタンレザーは、当時のモデルを忠実に再現した
レストアを担当したランボルギーニ・ポロストリコは、2015年春に発足したメーカー公式のレストア部門。顧客から要望のあったヒストリックモデルのレストアや認定証の発行などを行う。今回のように、歴史的価値のあるモデルの修復なども手掛ける。なお、ヒストリックモデルについては、約70%のスペア部品供給可能率になる。

同社のレストア部門ポロストリコが1年以上かけてレストアした
ミウラSVは、1971年のジュネーブショーでベルトーネのブースで披露されたモデル。“スーパー・ベローチェ”の頭文字をとってミウラSVと名付けられた。ランボルギーニブースでなかった理由は、この年のジュネーブショーでランボルギーニは「カウンタック」のお披露目を行ったからというエピソードも残されている。ボディには、シャシー番号4846という数字が残されており、生産開始前にプロトタイプとしてつくられたワンオフモデルとなっている。