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更新日:2018.11.21 / 掲載日:2016.01.26
スズキ、コンパクトクロスオーバーの新型「イグニス」発売

「マイルドハイブリッド」を採用したクロスオーバーモデル「イグニス」
スズキは、コンパクトクロスオーバーの新型モデル「イグニス」を追加し、2月18日より発売する。イグニスは、「マイルドハイブリッド」を採用したクロスオーバーモデル。1.2リッター直列4気筒「デュアルジェット エンジン」と、回生発電&駆動力アシストの2役を兼ねるISGのWA05A型モーター、それに、トランスミッションにCVTを採用。この組み合わせを全車に取り入れた。グレード構成は、「ハイブリッドMG」、「ハイブリッドMX」、「ハイブリッドMZ」の3グレードとなる。
直列4気筒DOHC 1.2リッター“デュアルジェットエンジン”のK12C型は、最高出力67kW(91ps)、最大トルクは118Nmを発生。WA05A型モーターの最高出力は3.1ps、最大トルク50Nmを発生する。システム全体では、「ソリオシリーズ」と同スペックになるという。なお、「ハイブリッド MZ」では、ステアリングに備えるパドルシフトにより、7速モードのマニュアル変速が可能となる。 ボディサイズは、全長3700mm、全幅1660mm、全高1595mm。ホイールベースは2435mm。「インテグレーテッド スターター ジェネレーター」によって、駆動力をモーターでアシストするマイルドハイブリッドシステムのパワートレーンなどとの組み合わせにより、JC08モード燃費は、最軽量モデルのハイブリッド MG・2WD車で28.8km/lを実現。それ以外のグレードでも25.4km/l~28.0km/lを達成した。

水平基調のダッシュボードはシンプルなラインや面構成で形作られている
インテリアは、ホワイトやオレンジなどの加飾パネルをアクセントとして配置。水平基調のダッシュボードはシンプルなラインや面構成で形作られている。シートバック上部に設置された2つのノブで、前後スライドやリクライニング、フロントダイブダウンといった操作がラゲッジスペース側からでも行なえる。「衝突被害軽減システム」、「誤発進抑制機能」、「車線逸脱警報機能」などをセットにした先進運転支援システム「デュアルカメラブレーキサポート」を全車にオプション設定。オーディオレス仕様が基本となり、「全方位モニター付メモリーナビゲーション」もオプションとなる。

先進運転支援システム「デュアルカメラブレーキサポート」を全車にオプション設定

エクステリアデザインは「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」がコンセプト
エクステリアデザインは「シンプルアイコニック、シンプルスタンダード」がコンセプト。 フロントフェースは、スズキSUVモデルのアイコンとなるクラムシェルスタイルのボンネット、「エスクード」を彷彿させるボンネット両サイドのエアアウトレット風ガーニッシュなどを採用。ボディカラーは、「フレイムオレンジパールメタリック」、「ネオンブルーメタリック」、「ヘリオスゴールドパールメタリック」という3つの新色を採用。全8種類をラインナップした。
さらにハイブリッド MZは5色で、ブラック2トーンルーフが選択可能となる。最低地上高を180mmに設定し、大径タイヤを採用することで、前後の対地障害角を充実させて、クロスオーバーモデルとしての基本特性を確保した。ビスカスカップリング式の4WDは、急角度の坂道や路面状況のわるい坂道を下る場合に、車速制御をクルマに任せ、ドライバーがステアリング操作に集中できる「ヒルディセントコントロール」や。雪道や泥道など滑りやすい路面で、空転したタイヤにブレーキを作動させる「グリップコントロール」などを標準装備。電子制御デバイスを充実させている。
メーカー希望小売価格は138万2400円(税込)~177万8760円(税込)