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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2016.01.15
BMW、「X4」のハイスペックモデルを追加
「X4」のハイスペックモデル「X4 M40i(エム・ヨン・マル・アイ)」
ビー・エム・ダブリューは1月14日、スポーツ・アクティビティ・クーペ「X4」のハイスペックモデル「X4 M40i(エム・ヨン・マル・アイ)」の受注を開始した。納車は2月からの予定。X4 M40iは、MモデルとM スポーツモデルの中間に位置づけられた「エム・パフォーマンス・オートモビル」の第3弾となるモデル。エンジンやシャシーにチューニングを施し、よりスポーティ性能を高めている。エクステリアは、フェリック・グレー・メタリックのキドニー・グリル、フロントエプロン左右の大型エアインテークに配されたエアロパーツでフロントビューを採用。エム・パフォーマンス・オートモビルを象徴するデザインに仕上げている。ブラッククローム仕上げの左右2本出しのデュアル・エキゾースト・テールパイプを備えたリアエプロン、フェリック・グレーにペイントされたエクステリアミラー、20インチMライト・アロイ・ホイールなどにも専用デザインが施された。
「バリアブル・スポーツ・ステアリング」にも専用チューニングが施された
エンジンは、「X4 xDrive35i」に搭載される直列6気筒エンジンをベースに、ターボチャージャーの加給圧を高め、吸気抵抗の低減を実現。これにより、最高出力は54ps向上させて360psを発生。最大トルクは65Nm向上させて465Nmを発生する。0-100km/h加速は4.9秒。鍛造クランクシャフトやX4 M40i用に最適化されたトップリングを組み込んだピストン、M3/M4とコンポーネントを共有するスパークプラグなどを採用。オイルクーラーを追加採用して冷却性能を向上させた。駆動方式は、リアアクスルにより大きな駆動力を配分する専用設定のインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を採用。足まわりは、スポーティな設定のスプリングと増強された前後スタビライザーにより高速コーナリング時のドライビングダイナミクスを高めた。専用チューニングが施された「ダイナミック・ダンピング・コントロール(電子制御式ダンパー)」は、走行モードの切り替えができる。ステアリングの操舵角にあわせて、ステアリングのギヤレシオを可変制御する「バリアブル・スポーツ・ステアリング」にも専用チューニングが施された。
4つの機能をセットにした「ドライビング・アシスト・プラス」を標準で装備
専用設定のインテリジェント4輪駆動システム「xDrive」を採用
そのほか、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」、追突が避けられない場合にブレーキをかけ、衝突回避・被害の軽減を図る「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、前方車両との車間距離を維持しながら加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御する「アクティブ・クルーズ・コントロール」という4つの機能をセットにした「ドライビング・アシスト・プラス」を標準で装備する。安全な車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」、車両前方および側方をパノラマ・ビューで映し出す「サイド・ビュー・カメラ」、周囲360度の映像をコントロール・ディスプレイに表示する「トップ・ビュー」など、ハイテク装備も採用する。
メーカー希望小売価格は863万円(税込)