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更新日:2018.10.16 / 掲載日:2015.11.21
【トヨタ】2人乗り「i-ROAD」の実証実験を開始
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
トヨタの2人乗り小型モビリティ「i-ROAD」の実用化に向けた実験が、東京都渋谷区で11月21日に開始された。国土交通省の超小型モビリティ認証制度を活用し、トヨタが2015年7月から約1年間の予定で実施している「OPEN ROAD PROJECT」の一環として行われるもの。
今回新たに導入される2人乗りi-ROADは、超小型モビリティ認証制度の適用要件に即して、従来の1人乗りにリフレクターや車幅灯などの見直しや車両接近通報装置の装備といった改良を加えることで2人乗りでの利用を可能とした車両。子育て世代など2人乗りでの使用が想定されるユーザーを試乗パイロットとして迎え、2人乗りi-ROADを約1か月間貸し出す。通勤や買い物、こどもの送り迎えなど日常生活のなかで利用しながら、使い勝手や新しいモビリティとしての利用価値を検証する。
対象地区となった渋谷区は、i-ROADの利便性の高さに関心を示した自治体。同区の将来的なまちづくりの可能性を探るなか、今回、トヨタと共同で実証実験を行うこととなった。
トヨタはOPEN ROAD PROJECTを通じて、新しいジャンルの都市型モビリティであるi-ROADの特徴を最大限に活かすことができる商品やサービスを開発。新たなモビリティ社会の実現に向けて取り組んでいく。試乗パイロットの応募受付や、企画開発など商品・サービスの情報は、特設ウェブサイトで順次公開中。