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更新日:2018.10.23 / 掲載日:2015.10.02
トヨタ、「クラウン」をマイナーチェンジ

マイナーチェンジとなった「クラウンシリーズ」
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CROWN ATHLETE

「アスリートシリーズ」は、よりスポーティなデザインに変更
「アスリートシリーズ」は、2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを採用。最高出力173kW(235ps)、最大トルク350Nmを発生。トランスミッションは、8速AT「8 Super ECT」が組み合わされる。JC08モード燃費は、13.4km/lを記録。
また「アスリートシリーズ」では、エクステリアのデザイン変更も実施され、よりスポーティなデザインに変更。フロントグリルに、見る角度で表情を変える立体メッシュ形状を採用するほか、グリル枠をフロントバンパー下端まで伸ばした。グリル両側のバンパーはコーナーへの張り出しと、後方へ向かう立体的な造形に仕上げ、ワイド&ローのスタイリングを強調した。
そのほか、1灯の光源でロービームとハイビームの切り替え可能なBi-Beam LEDヘッドランプを装備するほか、デイライト機能付の面発光LEDクリアランスランプを採用。リヤランプは大きめのリング形状としている。
インテリアには、メノウ積層柄加飾パネルを採用し、工芸品のような透明感と深みを表現。ターボエンジン搭載車には専用の内装色プルシアを装備し、スポーティさを演出した。
パッケージオプションとしては、「ジャパンカラーセレクションパッケージ」を設定。日本ならではの繊細な色域の12色をボディカラーに設定した。専用の内装色3色との組み合わせにより、ユーザーの好みで色が選べるシステムとなる。

ブラックのインテリアカラー
「アスリートシリーズ」「ロイヤルシリーズ」共通の変更では、ITS専用周波数(760MHz)を活用した「ITS Connect」を採用した。このシステムは、クルマ同士や道路上のセンサーと通信することで、クルマに搭載したカメラやレーダーの範囲外から近づく他のクルマや歩行者を察知。衝突事故を回避するという内容。死角になって見えない相手との事故を未然に防止する先端システムとなっている。
CROWN Roial Saloon

「ロイヤルシリーズ」では、上品な美しさを表現した
「ロイヤルシリーズ」は、上品な美しさを表現したデザインに仕上げている。フロントバンパーに厚みを持たせ、グリル横の立体感を際立たせることで、押し出し感が強いだけでなく、上質感も表現した。また、ロアグリルを一層低く設定し、中央部より両サイドに伸びたクローム加飾でフォグランプを囲むように配置し、低重心を強調している。
インテリアは、立体感のある細かい木目調をベースにした格子柄パネルを採用。そのほか、「内装色ブラック×ブラウンアクセント」を新たに設定した。
CROWN MAJESTA

「マジェスタシリーズ」も一部仕様を変更した
「マジェスタシリーズ」の仕様変更は、セルフリストアリングコートを新たに採用。各車種でフロント・リヤサスペンションのチューニングが行われた。構造用接着剤の採用などでボディ接合部の剛性を強化し、乗り心地と走りの質感の向上が図られた。また、ITS専用周波数(760MHz)を活用した「ITS Connect」を採用した。
メーカー希望小売価格は、「アスリートシリーズ」が388万円(税込)~610万円(税込)、「ロイヤルシリーズ」が373万(税込)~590万6000円(税込)、「マジェスタシリーズ」が633万(税込)~695万円(税込)