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更新日:2018.10.27 / 掲載日:2015.08.12
ホンダ、軽オープンカー「S660」が年内生産分は完売
015年内の生産分が完売した「S660」
ホンダは8月10日、4月2日に発売した軽オープンカー「S660」が2015年内の生産分が完売したことを発表した。
S660は、660ccのターボエンジンをミッドシップに搭載した軽オープンスポーツモデル。1996年に生産を終了した軽オープンスポーツの「ビート」から、19年ぶりに登場し、注目を集めていた。「心昂る Heart Beat Sport」をテーマに、あらゆる場面で運転の楽しさが感じられるクルマを目指して開発されたという。
HONDA S660
660ccのターボエンジンをミッドシップに搭載した軽オープンスポーツ
エンジンのスペックは、最大出力64ps、最大トルク10.6kgmを発生。トランスミッションは、軽自動車としては初となる6速MTと、CVTが用意される。MTモデルは最大7700rpmまでエンジンが回り、スポーティさを満喫できる。
軽自動車としては初となる6速MTを搭載
「心昂る Heart Beat Sport」をテーマに開発された
同社によると、2015年内の生産分は、すでに完売し、6月下旬から7月上旬のオーダー分で、納期は、最大で1年先の2016年4‐6月頃になるという。次回のS660のオーダー受付については、10月下旬を予定。S660の販売台数が限定となる点について、同社では、「スポーツカーに相応しい走りと質感を実現するため、人の手と機械を融合させた専用工程を取り入れた少量生産を行っているから」と、説明している。