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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.02.23
BMW、「MINI クロスオーバー」をフルモデルチェンジして発売
新世代エンジンをハイブリットを搭載するなどフルモデルチェンジが行われた
BMWは2月23日、プレミアムコンパクトSAV「MINI クロスオーバー」をフルモデルチェンジ。今回発売された新型「MINI クロスオーバー」は、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルのみで販売を開始。今秋にMINI初の新世代ハイブリッド・モデルをラインアップに追加する予定となっている。パワートレーンは「クーパーDクロスオーバー」および「クーパーDクロスオーバー・オール4」は最高出力150psの直列4気筒2.0リッターディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせでJC08モード時の燃費は21.3km/リットルの低燃費を達成。先代モデル比で約37%燃費を向上させている。
MINIらしい円形デザインを採り入れたインテリアデザイン
インテリアでは、MINIらしい円形デザインをモチーフとして採り入れて可愛らしさを演出。あわせて、クローム仕上げをふんだんに取り入れたほか、ステッチなどの細部のデザインにもこだわったレザーシートや、メモリー機能付き電動フロントシートの採用などによって上質でこだわりの感じる室内空間とした。
ボディサイズは現行型よりも長く広くなっている
また、今秋に導入される予定の「MINI クーパー SE クロスオーバー ALL4」は、最高出力100kW(136PS)、最大トルク220Nmを発生する直列3気筒1.5リッターターボエンジンに、最大出力65kW(88PS)、最大トルク165Nmの電気モーターを組み合わせた4輪駆動の新世代ハイブリッドモデル。ガソリンエンジンで前輪を、電気モーターで後輪を駆動し、悪路での走破性のみならず停止状態からの加速性能、高速走行時の安定した動力伝達、高い効率を実現したという。大容量バッテリーと高出力電気モーターにより、最高速度125km/h、最長約40kmまでのEV走行を可能としている。バッテリーは200V電源で空の状態から約3時間での満タンまで充電ができる。
ボディサイズは、全長4315mm、全幅1820mm、全高1595mm。現行型に対して195mm長く、30mm広く、45mm高い。ボディサイズを拡大することでリアシートを中心に室内空間、トランク容量の拡大を実現。荷室容量は先代モデルより100リットル増量した450リットルを実現している。
メーカー希望小売価格は、386万円から483万円(税込)