車のエンタメ
更新日:2018.11.01 / 掲載日:2018.06.14

「イセッタ」復刻!? EVミニカー「マイクロリーノ」の魅力

 キュート&ファニーなデザインで世界的に人気を集めたミニカー「イセッタ」。もともとはイタリアの「イソ」というメーカーが売り出したモデルですが、1953年から1955年のたった2年しか製造されず、1955年から1962年までBMWによってライセンス生産された「BMW・イセッタ」のほうが、今日では本家よりも有名かもしれません。

 そして誕生から65年経ったいま、イセッタにインスパイアされたEVミニカー「マイクロリーノ」が話題となっています。開発したのは、スイスのチューリッヒに本拠を置くマイクロ・モビリティ・システム社です。

 果たして、どんな乗り物なのか。開発者のWim Ouboterさんが紹介したムービーがこちらです。どうぞご覧ください。

 ガレージの手前にマイクロリーノ、後ろにはBMW・イセッタ。

 2台並ぶとよくわかりますが、デザインは完全に再現されているわけではありません。

 イセッタ、それにしても小さいですね!

 このマイクロリーノは、プロトタイプですが、ナンバーも付いていて公道を走れるようです。

 デジタルメーターもしっかり装備しています。

 マイクロリーノは、全長2435mm×全幅1500mm×全高1459mmという超絶コンパクトなボディだから、こんなスペースにも駐車できてしまいます。

 充電は、家庭用電源から。リヤバンパーの下からコードを引き出して、コンセントにつなぎます。最長航続距離はバッテリーの容量にもよりますが、120kmまたは215km。遠出は難しいかもしれませんが、シティコミューターとして活用するのには十分でしょう。

 オフィスには、これまでにマイクロ・モビリティ・システム社が開発したキックスケーター「マイクロスクーター」のさまざまなモデルが並んでいます。

 マイクロリーノの前進・後退の切り替えはスイッチ式です。

 ボディを換装しないスケルトンの状態の映像も見られます。カートみたいですね。

 イセッタ同様、ルーフは開閉可能なキャンバストップです。

 イセッタは、フロントフェンダーにライトが、Aピラーにサイドミラーが備えられていましたが、マイクロリーノはライトとサイドミラーが一体になっています。デザイン的にはすっきりして見えますね。

 どんなところを走っても絵になります!

 時代がハイブリッドやEVに向かっているのはわかりますが、「古いクルマのデザインが好き……」という人は意外と多いと思います。現代のテクノロジーと人気のヒストリックカーのデザインがひとつになったマイクロリーノみたいなクルマがほかにも出てきたら嬉しいですね。

マイクロリーノ オフィシャルサイト(外部リンク)

参照元:Kirsten Dirksen(YouTube)

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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