車のエンタメ
更新日:2018.11.11 / 掲載日:2017.11.17
アメリカで愛される初代フェアレディZのドラッグレーサーがぶっ飛びすぎ!
直線コース上で停止状態からの加速を競うドラッグレースは、アメリカを代表するモータースポーツのひとつです。市販車からジェットエンジンを搭載したロケットみたいなクルマまでいろいろなクラスがあり、単純で勝ち敗けが分かりやすいだけでなく、比較的参加しやすいというのも人気の理由なのでしょうね。そして、最新モデルでなくとも、改造次第ではとてつもなく速くなるという面白さもあります。その好例がこのフェアレディZです。
S30型と呼ばれ、1969年から1978年まで販売されていたモデルですね。「280Z」という車名ですから1975年から78年の間に生産された車両です。アメリカで大ヒットし、今なお根強いファンがいる伝説的なモデルです。
「280Z」という車名の由来は、排気量2.8Lエンジンを積んでいるからです。しかし、このクルマは5.3Lのエンジンに積み替えているとのことです(笑)
そして何より驚くのが、特大サイズのタービンです。まるでアンモナイトみたいですね。エンジンはなんと1200馬力(!)を発生するそうです。凄いの一言に尽きます。
それでは走りを見てみましょう。まずはカマロとのバトルです。なんという速さでしょう! さすがは1200馬力です。1/4マイル(約402m)に到達するまでの時間はわずか9秒08。とんでもない加速ですね。
そして最終勝負は白いカマロと。信じられないほどグングンと加速! カマロの車載映像を見ると、「ビースト(野獣)」と呼ぶこのZのとんでもない加速がよくわかります。
というわけで、海外で大活躍している古い日本車の姿をお届けしました。こうして古いクルマも「現役」として愛されているのを見るのはうれしいですね。