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更新日:2018.10.09 / 掲載日:2017.11.01
クライスラー、「ジープ コンパス」をフルモデルチェンジ
フルモデルチェンジとなったジープブランドのコンパクトSUV「コンパス」
FCAジャパンは、クライスラーのジープブランドで、コンパクトSUV「コンパス」をフルモデルチェンジして日本で12月2日に発売する。新型コンパスで日本に導入されるのは「Sport」、「Longitude」、「Limited」の3グレード。ボディサイズは、全長4400mm、全幅1810mm、全高1640mm。ホイールベースは2635mmとなる。従来モデルと比較すると、全長が75mm短縮し、都市部での取り回しに配慮したサイズになっている。
全モデルで、最高出力175PS、最大トルク23.4kgmを発生する2.4リッター直列4気筒マルチエアエンジンを搭載。トランスミッションは、2WD(FF)となる「Sport」と「Longitude」のグレードが6速ATを採用。4WD(ジープ・アクティブドライブ4×4システム)を採用する「Limited」のグレードは、9速ATを搭載する。またエンジンは、従来モデルよりも燃費の向上も実現。START&STOPシステムを搭載した「Sport」と「Longitude」は、JC08モード燃費11.9km/lを達成する。
ダッシュボード中央に第4世代目となる「Uconnectシステム」を配置
インテリアは、ダッシュボード中央に第4世代目となる「Uconnectシステム」を配置。「Sport」に搭載の7インチタッチパネルモニター付ラジオ、「Longitude」と「Limited」に搭載される8.4インチオーディオナビゲーションシステムともに、スマートフォンと連携する「Apple CarPlay」「Google Android Auto」に対応する。
エレクトロニック・スタビリティ・コントロール、トラクションコントロール、リアパークアシストを全車に標準装備
安全装備は、各種エアバッグやエレクトロニック・スタビリティ・コントロール、トラクションコントロール、リアパークアシストを全車に標準装備。「Limited」のグレードでは、クラッシュミティゲーション付前面衝突警報、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラなどの先進安全装備を標準装備する。
エクステリアは、フラグシップモデル「グランドチェロキー」のデザインDNAを受け継いだスタイリングを実現。新たなアレンジを加えた7スロットグリルやクラブシェルタイプのエンジンフード、台形のホイールアーチなどジープ伝統のデザインも取り入れている。
「コンパス」のフラッグシップとなる「Limited」のグレード
なお、新型コンパスの発売を記念して、100台限定の「ローンチエディション」が設定される。ローンチエディションは、通常27万円分のアイテムを装備して、価格をベース車の10万円高の429万円に抑えたモデル。
「Limited」をベースに、通常はメーカーオプション扱いとなるラグジュアリーパッケージ(デュアルペインパノラミックサンルーフ、パワーリフトゲート)を標準装備。パールコート塗装を施したエクステリアカラーを組み合わせている。ボディカラーは「ブリリアントブラッククリスタル」(限定50台)と「ヴォーカルホワイト」(限定50台)の2色を用意する。
メーカー希望小売価格は、323万円~419万円(税込)