宮城県の車査定・車買取店一覧

宮城県の特徴

47の都道府県がある日本。それぞれの地域で気温や気候、道路の広さなどが異なります。各都道府県の特徴について、人口や自然·産業などの側面から改めて確認しておくことで、車の買取を考える際の参考にすることができるかもしれません。今回は、宮城県の自家用車普及率、駐車場事情やガソリン代、買取相場ランキングなどをご紹介します。

■人口、世帯数、平均所得
東北南部の太平洋側に位置する宮城県は、東北最大の都市である「杜の都」仙台を要する地域です。県土面積は全国第16位である73万haで、気仙沼·本吉圏、石巻圏、登米圏、栗原圏、大崎圏、仙台都市圏、仙南圏の7地域に区分されています。宮城県の公式ページのデータによると総人口は、226万9,908人（2021年11月末時点）となっていました。さらに世帯数は、102万4,267 世帯（2021年11月末時点）となっています。

また、一人あたりの県民所得は年額約292万円です。共同住宅数は53万戸弱、一戸建住宅は40万戸あまりと、住宅の数は東北他県より多くなっていました。

第一種運転免許普通免許取得者数は、21万824 人（2016年時点）で、47都道府県中14位と比較的上位にランキングされているようです。そして、自家用車での通勤通学は全国18位と日本全体では中間に位置しています。

■地理的特性や気候
宮城県の東側は太平洋に面しており、西の奥羽山脈を隔てて山形県と接しています。北側は岩手県に、南側は福島県に隣接していますが、それぞれ北上山地、阿武隈山地がそびえ立っているのが特徴です。主要河川としては北上川や阿武隈川などが特に知られており、それぞれ太平洋に注いでいます。

宮城県は太平洋に面していますが、平野部と山地では気候が大きく異なっており、特に降雪量の差が顕著です。積雪量は海岸部で少なく、奥羽山脈沿いは豪雪地域になっているという特徴があります。県全体の年間降雪日数は64日間と全国6位（2019年データ）となっているものの、東北6県で比較すると下から2番目となっていました。

■道路事情
宮城県内にある主な国道としては、東北地方を縦断する国道4号線や常磐線に似たルートをたどる国道6号線などです。ほかにも、太平洋岸に沿う45号線や宮城と隣県をむすぶ数多くの国道も、各地域の軽罪を支える存在としての役割を果たしています。

宮城県内を通る高速道路としては、東北の大動脈である東北自動車道を中心としながら、仙台南部道路や仙台北部道路により、常磐自動車道や三陸自動車道などとつながっているのが特徴です。また、村田JCTで東北自動車道から分岐する山形自動車道もあり、宮城県を中心に東北各地を結ぶ道路網が整備されています。

仙台の市街地は片側3車線以上ある道路も多いため、地方のこぢんまりとして道路しか走行したことのない人は、車線変更に戸惑うかもしれません。道路の平均交通量は、47都道府県中12位となっているようです。

■産業別就業者数
2015年の宮城県産業別事業者数の割合は第1次産業4万7,017人、第2次産業24万6,510人、第3次産業76万125人となっており、第3次産業が圧倒的に多いようです。

仙台市近郊は公共交通機関の利便性が高いものの、町村を中心に公共交通機関が整っていない地域もあります。事業所によっては隣県から通勤する人もいるため、産業種別にかかわらず自動車通勤が主流を占めているようです。

宮城県の自家用車普及率

■100世帯あたり自動車保有台数ランキング
100世帯あたりの自動車保有台数は128.6台となっており、宮城県は47都道府県中26番目と、全国の中でも中位にランクされています。これは全国平均の104.3台の2割増し、全国最下位になる東京都の42.4台の3倍となっており、東北6県の中では青森県よりは多いものの下から2番目に少ない保有台数となっているようです。

出典）
一般社団法人日本自動車工業会　保有台数ランキング

■県全体の自動車保有台数
軽自動車や貨物車、二輪車なども全て合わせた宮城県全体の自動車保有台数としては、2021年3月末時点で170万6,936台という数値が公表されていました。これは、全国合計の約2.1％を占めています。一方、東北6県で比較してみると、その中で宮城県は最多の保有台数を記録しているようです。

出典）
日本自動車整備振興会連合会　都道府県別·車種別自動車保有台数

■EV保有台数
宮城県内でEVを取得した際に補助金を交付した台数としては、2009年度から2019年度まで10年間での合計は1,775台となっていました。2009年の宮城県ではわずか3台しかなかったEVですが、2011年には一気に118台に増えています。その後も年々増え続けており、2017年以降は200台以上を推移しているようです。東北6県で比較すると、福島県、山形県に次ぐ3番目に位置しています。

出典）
一般財団法人次世代自動車復興センター

宮城県の駐車場事情とガソリン代

宮城県における駐車場事情やガソリン代などの維持経費の相場など、車を所有する上で気になる点を確認しておきましょう。

■駐車場
国土交通省公表の「都道府県別駐車場数」のデータによれば、宮城県内に整備されている駐車場は1,228箇所、駐車可能台数は11万8,452台（令和2年3月末時点）あります。また、コインパーキングに関しては、2015年時点で920箇所あり、1万7,740車室が整備されていますが、そのうち仙台市が720箇所で、1万5,550車室という割合を占めているようです。

出典）
一般社団法人日本パーキングビジネス協会 コイン式自動車駐車場市場に関する 『コイン式自動車駐車場市場に関する実態分析調査2015版 』

■ガソリン代（レギュラー、ハイオク、軽油）
宮城県内における燃料代の平均ですが、経済産業省の石油製品価格調査によると1Lあたりの単価として以下の数値（2021年12月22日時点）が公表されています。

レギュラー：161.5円
ハイオク：172.3円
軽油：141.8円

ちなみに全国平均はそれぞれ、以下のとおりです。
レギュラー：165.1円
ハイオク：175.9円
軽油：145.1円

全国平均と比較してみると、宮城県内のガソリン代は若干高めの傾向にあるようです。

宮城県の買取り相場検索ランキング

自動車の買取額をある程度把握するため、査定依頼前に相場をあらかじめ検索しておくユーザーも少なくありません。宮城県内で買取相場の検索回数が多いモデルとしては、以下のデータがあります。

1　プリウス　トヨタ　2.55%
2　タント　ダイハツ　2.27%
3　セレナ　日産　1.82%
4　ヴォクシー　トヨタ　1.80%
5　アクア　トヨタ　1.70%
6　アルファード　トヨタ　1.69%
7　エクストレイル　日産　1.58%
8　フィット　ホンダ　1.51%
9　ヴェルファイア　トヨタ　1.47%
10　ノート　日産　1.45%

このうち、1位から5位までのモデルの特徴や買取額の相場を見ていきましょう。

■メーカー
トヨタ

■車種概要
プリウスは世界初の量産型ハイブリッドカーとして、日本のみならず世界中に知られる画期的なモデルです。進化を続けるハイブリッドシステムに加え、電気式4WDとしてE-Fourなど走行性能も追求しています。また、大胆かつ繊細にこだわりを感じさせるエクステリアや人間工学に基づき設計された心地よい車内空間など、セダンとしての機能性にも優れているのが特徴です。

■装備
プリウスに装備されるカラーヘッドアップディスプレイは、運転に必要な情報をフロントガラスに投影させるため、ドライバーは視線を動かすことなく確認することが可能です。また、ディスプレイオーディオや各種ナビゲーションから選べるオーディオ、エアロパーツやシートカバー、インパネセットなどの定番オプションもそろっているなど、装備が充実しています。

■買取価格相場
3万2,000円～262万1,000円（全国平均）

■メーカー
ダイハツ

■車種概要
タントはスーパーハイトワゴンタイプの軽乗用車ですが、ピラーレス構造という他社とはひと味違う特徴があります。そのため、ドア開口部をより広く確保することができ、広い車内スペースというスーパーハイトワゴンのメリットがいっそう活かされているのが特徴。また、やさしい表情の通常モデルといかつい印象を受けるカスタムモデルから、好みのルックスをチョイスできます。

■装備
タントに採用される予防安全機能はベーシックな「スマートアシスト」ですが、事故防止を積極的にアシストするアクティブセーフティとしては十分な機能があります。一般的なモデルと同様の各種オプションがある中、タントでは全車速追従機能付きACCを含むスマートクルーズや駐車支援を含むスマートパノラマパーキングパックなど、自分好みの機能を手軽に追加することが可能です。

■買取価格相場　3万3,000円～165万5,000円（全国）

■メーカー
日産

■車種概要
セレナは5ナンバーサイズにおさまる日産のミニバンで、3ナンバーサイズの大型化が進む他モデルにはない取り回しのしやすさは貴重なメリットです。もちろんファミリーユースに最適な車内空間を確保しており、スタイリッシュなボディは親しみやすくスマートな印象を与えます。現行モデルにはe-powerという、日産独自のハイブリッドシステムを採用したグレードもあり、加速も減速もワンペダル操作で行うことが可能です。

■装備
日産の運転支援技術である「プロパイロット」は、廉価グレードを除き標準またはオプション設定されます。また、上級グレードにはドアトリムレザー調クロスを多用するプレミアムインテリアが用意され、ファミリーカーのセレナにちょっとした高級感を加えることが可能です。

■買取価格相場
3万円～329万7,000円（全国平均）

■メーカー
トヨタ

■車種概要
ヴォクシーはトヨタのミディアムクラスミニバンにあたる車種で、ノアとは姉妹車の関係にあります。ノアがファミリー向けの無難なデザインになっているのに対し、ヴォクシーは比較的若いパパをターゲット層に設定しています。そのデザインは「カッコいいを諦めない」というコンセプトで、都会的かつスタイリッシュな雰囲気はドライバーの気持ちを高揚させています。

■装備
ヴォクシーには個性的なエアロパーツが標準で装着されており、ノアと異なるキャラクターを強調させています。予防安全機能の「Toyota Safety Sence」は、ドライバーの安全なドライブをサポートします。またヴォクシーの車内にはパッケージオプションの設定もあり、子育て用途やレジャー用途、安全に着目した用途など、より便利な使い方を可能にしています。

■買取価格相場
3万2,000円～296万5,000円（全国平均）

■メーカー
トヨタ

■車種概要
アクアは、プリウスに続いて登場したトヨタのコンパクトカーです。ハイブリッド専用モデルという点が強調されがちですが、5ナンバーに収まるコンパクトボディや外観からは想像できない車内スペースの広さなど、乗用車としての基本性能も優れています。また、新世代のTNGAプラットフォームを採用することで軽量化と高い剛性を両立させており、フットワークのいい走りや安定性を実現。

■装備
アクアには予防安全機能である「Toyota Safety Sence」をはじめとした、あらゆる運転サポート機能が付いています。また、車内装備については、合成皮革パッケージやコンフォートパッケージというメーカーオプションを追加することも可能で、ワンランク上のアクアに仕立てることが可能です。

■買取価格相場
15万1,000円～180万4,000円（全国平均）