ハイブリッド車と巨乳の関係とは?
クラウンで分かるクルマの家電化具合
私は、自分がガリガリ体型なせいか、女性はポッチャリ型が好きだ。ポッチャリまで行かなくても、いわゆる癒し系がイイ。女性に母性を求める童貞系の好みである。
好みのタイプは、たいてい誰でも持っている。私の周囲には、私と同様の癒し系ファンが多いが、漫画家の池沢さとし先生は徹底したスレンダー美人好き。私の部下のマリオ二等兵は、女性誌のモデルのような貧乳好きという変わりダネである。
顔以外のこだわる体の部分では、私はフトモモだ。フトモモがむっちりしていないといまひとつ燃えず、細すぎて足と足の間に隙間があいてしまうようなタイプはキツイ。こういった部分フェチの分野では、圧倒的多数を占めるのが「おっぱい星人」だ。とにかく巨乳ならイイ、巨乳なら他はどうでも一応許すという男は多い。

ところで、ハイブリッド車だ。
ハイブリッドシステムは、次代の自動車用パワーユニットの主役となるかもしれず、中古車市場での人気も高い。ところが実際のところ、売れているのはプリウスだけで、他の車種の販売台数は微々たるものだ。クラウンハイブリッドも、性能はともかく、数はあまり出ていない。
つまり、ハイブリッドに関しては、「巨乳なら誰でもイイ」というわけではなく、人気はひとりに集中しているわけだ。
これは、クルマ好きにとって嬉しい傾向だ。「ハイブリッドならなんでもイイ」になってしまったら、クルマが冷蔵庫と同じになってしまう。プリウスの一人勝ちは、まだクルマが家電化し切ってはいない証拠なのだ。