「ランドクルーザー55」は、優れた安全性と独特のフォルムを持つクロスカントリー車です。フロント周りのデザインは特に特徴があり、北米ではムース(へら鹿)の愛称で呼ばれています。関連車種としては、「ランドクルーザープラド」「ランドクルーザーシグナス」があります。なお、発売時の事情により、「ランドクルーザー55」は、50系ではなく、55型と呼ばれています。「ランドクルーザー55」は、当初125馬力のエンジンが搭載されていました。その後、130馬力に出力を上げ、1975年には140馬力・4.2Lの2F型エンジンに変更されました。1973年2月以降のモデルでは、安全のために、明るさの向上・大型化されたバックアップランプが搭載されたほか、無鉛ガソリン仕様のエンジンに変更され、環境対策も施されています。