「ブルーバード」は1959年に日産から販売が開始された車両です。第二次世界大戦前から続く、同社「ダットサン」ブランドにおけるセダンの系譜を引き継いだ長い歴史を持つ自動車です。このクルマは、「ダットサントラック」で培われた技術を活かして開発が行われ、3代目モデルでは、1970年に第18回東アフリカサファリラリーで好成績を収めたほか、「GT」シリーズがリリースされるなどスポーツカーとしての存在感も強めていきました。なお、1987年に8代目となったモデルは、「アコースティックな走り」をテーマの一つとして開発が行われ、「ブルーバード」で初となる四輪駆動車が販売されています。1998年9月発売のモデルでは、ヘッドランプにマルチリフレクタータイプのものが採用され、エンブレムもボンネット前端部からフロントグリル中心部に変更されています。ラグジュアリー感を追求した「ルグラン」、スポーティな「SSS」などのシリーズが設定されています。また、この車にはデュアルSRSエアバッグが全車に標準装備されています。※記載の文章は、2018年8月時点の情報です。