マツダの「タイタントラック」は、1971年にリリースされた小型および中型のトラックです。初代モデルでは、車体のカラーをガソリン仕様車は「アポロイエロー」、ディーゼル仕様車は「オリンピアブルー」と色分けされていたことが特徴です。2000年にフルモデルチェンジされた4代目モデルまでは、マツダの自社生産モデルとして展開されていましたが、2004年に発売された5代目モデルからは、いすゞ自動車「エルフ」のOEM供給を受けた車両が販売されています。現行最新モデルとなる2017年3月発売モデルには、快適仕様の「デラックス」、ビジネス仕様の「スタンダード」、上級仕様の「カスタム」といったグレードがラインナップされています。このモデルのインテリアについては、「目指したのは、上質なプロの仕事場」をコンセプトとし、インストルメントパネルに波の動きをモチーフにしたデザインが採用され、視覚的な開放感や機能性が追求されています。また、遮音対策によるエンジン音の抑制や二重一体化したドアシールによる風切り音の低下など、優れた静粛性も備えています。なお、「カスタム」には、カーボン調のインストルメントパネル、ヒーテッドドアミラー、マルチインフォメーションディスプレイなどが装備されています。そのほか、このクルマには、ドライバンや保冷車、冷凍車など多彩なバリエーションが用意されている特装車「テスマ」も設定されています。※記載の文章は、2019年3月時点の情報です。
