「ベレット」は、いすゞが開発したコンパクトカーです。同社の技術者が中心となって製作された「ベレット」には当時としては革新的なテクノロジーが多数導入されており、これは同社の「ベレル」とは対照的なものとなっています。卵の殻をイメージした丸みのあるデザインが外観上の特徴として挙げられます。1963年から1974まで販売されていたのは、セダンタイプの「サルーン」と、2ドアクーペの「GT」「GT typeR」「MX」となります。いずれも、後輪駆動方式が採用されており、トランスミッションは4速マニュアルと3速オートマチックが装備されています。