ホンダ「S-MX」は、1996年に販売が開始された、乗車定員4/5人の4ドアトールワゴンタイプの自動車です。この車両は「楽しさ性能」をコンセプトに開発されました。ボディについては、短めのリアオーバーハングとなっており、助手席床下に引き出し方式のスペアタイヤキャリアを備えています。なお、4人乗り仕様については、フロント・リア共に座席にベンチシートが採用されており、座面と背面が共にフラットなシートになっており、室内のフルフラット化が可能です。さらには、リアシートを前に倒した「スペースアップモード」で荷室を拡大することも可能となっています。2000年12月発売モデルでは、グレードとして、駆動方式FFの標準仕様「S-MX」や、ローダウン仕様の「S-MX ローダウン 4人乗り仕様」「S-MX ローダウン 5人乗り仕様」、駆動方式4WDの「S-MX 4WD」などがラインナップしています。このモデルは、安全装備としては、ABS、デュアルエアバッグ、ブレーキアシスト、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルトを備えています。なお、このクルマは、2代目の「ステップワゴン」に統合されるかたちで、2002年に販売が終了しました。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。