ラインアップの約3分の2を軽自動車が占める軽自動車大国<_イハツ。2010年も3年連続で軽自動車の新車販売台数ナンバー1の座を保持し、これまでの軽自動車市場の勢力図を塗り替えるほどの勢いだ。
そんなダイハツの主力車種として、デビュー以来活躍しているのがムーヴである。ムーヴはライバルとなるスズキ・ワゴンRとともに、「ハイトワゴン」というジャンルを確立。現代の軽自動車市場を今日までけん引してきたのだ。
初代ムーヴは平成7年8月に、スペースユーティリティを追求したハイトワゴンとして登場。限られたボディサイズのなかでさらなる室内空間を確保するため、全高を拡大するという手法を取り入れたのであった。続く2代目は、軽自動車の規格改定に伴い、平成10年にデビュー。その後も3代目、4代目と進化を遂げ、今日に至っている。
ということで今回は、5代目が昨年12月に登場し、中古車としても注目度上昇中のムーヴを特集。現在の市場で主力となっている先代モデルと先々代モデルにスポットをあて、中古車市場を徹底分析してみよう。
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