最先端のエコカーに抱くトラウマとは!?電池で走らせる自動車のトラウマが消えない……
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小さいころ、工作マニアだった私は、マブチモーターが大好きでした。
なにせ小学生のガキには、エンジンなんて複雑なものは扱えるはずはなく、動力はすべて電池で駆動する小型の模型用マブチモーターだったのです。それらには、RE-130とかいうカッコいい型式名がついていて、確か数字がデカいほど出力もデカく、「もっとデカいモーターが欲しい!」という、男児の向上心を刺激したものです。
で、そのマブチモーターで何を作ったのかというと、主に自動車と船でした。
しかし、自動車にマブチモーターを搭載すると、スピードが出すぎてあっという間に部屋の壁に激突してしまい、楽しめません。
その点、船はゆっくり進むので、風呂の中でも楽しめて、とても好きでした。
しかし船にも弱点があります。それは、船体を貫通しているスクリューの穴の隙間から、水が漏れることでした。
電気製品にとって、水漏れは致命的。電池が水に濡れるとすぐに船は動かなくなり、私は悲しみに暮れました。
そして、悲しみのあまり、そのうちあまり工作をしなくなってしまいました。男児の向上心の限界が来たのです。
あれから約40年。
ついに、実物大の電池で動く自動車が発売されました。実に快挙です。しかし私の心の中には今でも、電池で走る自動車はすぐに部屋の壁に激突しちゃって面白くない、というトラウマが宿っています。