中古車購入基礎知識
2.クルマのチェックは徹底的に!
クルマ選びでなにより大事なのが販売店での実車チェックだ。見た目の印象も大切だけどエンジンや足まわりの調子、内装のチェックも忘れずに!また、そのクルマの装備品の確認も極めて大事なポイントなのだ。
クルマのチェックポイント
購入チェックシートでひとつずつチェックする
 クルマ購入の最大の基本は実車確認にある。そこで、実車の確認に役立つのが本誌の「クルマ購入サポートキット」の「Goo購入チェックシート」だ。内外装や装備品について、項目ごとに車両チェックをキチンとしておこう。自分の目で見て納得できるものを選ぼう!
販売車両の状態や保証についてくわしく聞いてみよう
「クルマ購入サポートキット」を片手に、項目をひとつずつ調べていき、わからない点や見づらい所は販売店スタッフに確認する。エンジンをかけて音を聞いたり手で触ることで、クルマの状態は見えてくるものだ。また、購入後の保証もどんなものがあるか確認しよう。
プライスボードをチェック!
(1)販売価格は店頭渡し現金販売価格を記入。この価格には保険料、税金(除く消費税)、登録料など諸費用は含めない。
(2)登録車は初度登録年月、軽自動車は初度検査年を表示。
(3)有効期限の年月日を表示。
(4)計器の示すキロ数を表示。
●キロ数に疑義がある場合は「?」、
推定の場合は推定キロ数、根拠がない場合は「不明」と表示。
●走行距離計を自社で取り替えた場合は取り替え前・後のキロ数を表示。
●走行距離が改ざんされている場合、「改ざんされていること」を表示。
(5)展示時点から過去2年以内に定期点検整備が行われ、その点検記録簿が展示車両に備え付けられている場合は「有」と表示、その他の場合は「無」と記入。「有」の場合、定期点検整備の内容を付記。
(6)車体の骨格にあたる部位の修正および交換歴がある場合は「有」、その他の場合は「無」と表示。
(7)自家用、営業用、レンタカーの区分を記入。自動車教習所などで使用したクルマはその他に記入する。
(8)保証の有・無を表示。
●「保証付き」の場合は「保証内容」、「保証期間または保証走行距離数」を付記。
(9)定期点検整備実施の有・無を表示。
イ.定期点検整備を実施して販売する場合「定期点検整備あり」と表示。
●販売(展示)時までに実施する場合は「済」と表示。(販売価格に整備費用を含めること)
●販売時以降、車両引き渡し時までの間に実施する場合「納車時」と表示。
●定期点検整備を実施しない場合「定期点検整備なし」と表示。
●要整備個所がある場合、そのことを表示。
(10)定期点検整備あり(納車時)の場合で、販売価格に整備費用を含めて表示する場合は「含まれています」、含めないで表示する場合は「含まれていないことと整備費用の額」を表示。
(11)保険料、税金(除く消費税)、登録時に伴う費用等は含まれていないということを表示。
(12)リサイクル料金についての表示
ATTENTION! ここに注目! 修復歴車とは?
修復歴車の定義
●修復歴車とは自動車公正取引協議会が定めた9つのポイント(左図)に関して、交換もしくは修正したクルマのことを指す。原因が交通事故にかぎらず、この部位を修復したものは「修復歴あり」となる。一般的な事故車という言い方とは少々異なる。本誌では第三者である有資格者により、「修復歴なし」と証明書類にて証明されたものは「修復歴なし」と表示している。小さなキズやヘコミなどをきれいに直したものは「修復歴あり」とは呼ばれない。
Gooは掲載している全車について修復歴の有無を表示しています
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