買い物に、家族でのお出かけに、大活躍のファミリーカー!

だからこそ選ぶにあたっては、価格だけでなく内容もしっかりチェックしたいもの。
ここのページでは人気のファミリーカーについて、チャイルドシートの使いやすさを切り口に比較できるよう情報を集めました!

アイテム:(左から)ジョイトリップ アドバンス plus R129 エッグショック SC ¥43,890、コンビ ホワイトレーベル THE S R129 エッグショック ZF ¥79,200(ともにコンビ)※価格は2025年7月時点。

ホンダ フリード

e:HEV CROSSTAR (ハイブリッド・2WD・6人乗り)

新車価格帯
2623500円 ~ 3602500 (フリード全グレード)
中古車相場(2024年)
235万円 ~ 380万円 (フリード全グレード)
燃費(WLTCモード)
25.3km/L (e:HEV CROSSTAR)
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チャイルドシートの使いやすさ

ボディはコンパクトでも
十分な空間が確保できています

フリードはコンパクトなクルマですが、2列目シートを最後端までスライドさせた状態であれば、運転席に180cm代のドライバーが座った想定でも、十分な余裕がありました。ただ、車内でお世話をするときは狭さを感じることもありそうです。

回転させてもスペースは十分
開口部の幅は若干気になる

チャイルドシートを回転させたときの使い勝手は問題なし。少し気になったのが、シートを取り外す際に、スライドドアの開口部が近いこと。ただ、前席との余裕があるため、2列目シートを前にスライドさせることで調整は可能です。

2列目が3人がけタイプでも
現実的には2人乗り

取材車両は2列目がキャプテンシートの仕様でしたが、ベンチシート3人掛けのタイプも存在します。ただし、ISOFIXタイプのチャイルドシートはシートのサイズが大きいものが多く、結果的に真ん中のシートは座れないと考えておいたほうがよさそうです。

先代モデルとの比較


初代 2008年~2016年

扱いやすいコンパクトなボディに多彩なシートアレンジを実現。5人乗り、7人乗り、8人乗りと豊富な選択肢を用意。

2代目 2016年~2024年

初代の良さを磨き上げた2代目。2019年のマイナーチェンジモデルからは、安全運転支援システム「ホンダ センシング」が全車標準装備。

3代目 2024年~

進化したハイブリッドシステム「e:HEV」を採用。グレードは都会的な「AIR」とアウトドアテイストの「CROSSTAR」を用意。3列目シート車には後席用クーラーも搭載されています。

おすすめポイント

ハイブリッド車は運転のしやすさと車内の静粛性がクラストップレベル。ひとクラス上のクルマに乗っているような快適性があります。

日産 セレナ

e-POWER ハイウェイスターV (ハイブリッド・2WD・8人乗り)

新車価格帯
2719200円 ~ 4847700 (セレナ全グレード)
中古車相場(2024年)
260万円 ~ 500万円 (セレナ全グレード)
燃費(WLTCモード)
19.3km/L (e-POWER ハイウェイスターV)
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チャイルドシートの使いやすさ

広さは文句なし!
3列目への移動も可能

ミニバン販売台数ナンバー1(2024年国内累計)だけあって、広さも使い勝手も文句なし。チャイルドシートとジュニアシートを装着した状態でも、2列目中央席を1列目に動かせば3列目へのウォークスルーも可能です。

まさに子育てにぴったり!
文句なしの使い勝手

スライドドアの開口部は約79cmで、開口長も約140cmと高いのでチャイルドシートを回転させての乗せ下ろしは快適。セカンドシートを前にスライドさせれば、運転席からチャイルドシートに手が届くのも嬉しい。

キーを持つだけでスライドドアが
自動で開く便利機能を装備

ハイブリッドのe-POWERは、2列目が独立したキャプテンシートになります。「X」グレードを除く全車にハンズフリーオートスライドドアが装備されるのも魅力。残念なのは床の位置が高いこと。子供やおとしよりは2列目に乗り込むときにアシストステップを使う必要がありそう。

先代モデルとの比較


4代目 2010年~2016年

5ナンバーサイズのミニバンとして最大級の室内空間を実現。ワンタッチオートスライドドアも便利。

5代目 2016年~2022年

世界初の同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用するなど、運転支援技術をいち早く搭載。ハンズフリースライドドア、デュアルバックドアなど便利さも追求しています。

6代目 2022年~

ハイブリッド仕様にエンジンで発電しモーターだけで走行するe-POWERを採用。2列目、3列目それぞれに専用のテーブル、カップホルダー、USBソケットを備えています。

おすすめポイント

e-POWERの走りは、ほかのハイブリッド車と比べてもスムーズ。狭い駐車場でも開閉できるハーフバックドアは使い慣れると非常に便利!

トヨタ ノア

ハイブリッド X(2WD・8人乗り)

新車価格帯
267万円 ~ 389万円 (ノア全グレード)
中古車相場(2024年)
500万円 ~ 100万円 (ノア全グレード)
燃費(WLTCモード)
23.4km/L (ハイブリッドX)
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チャイルドシートの使いやすさ

3列目を収納すれば
驚くほど広い空間になる

スライドドア開口部の幅は78cmと広々。2列目シートは約75cmのロングスライドを実現しているので、3列目を収納すれば2列目にかなり広々とした空間が生まれます。室内高も約140cmあるので、ドアを閉じた状態であかちゃんのお世話や着替えなどができます。

ISOFIXの取り付けやすさは
ライバルよりも上!

印象的だったのが、ISOFIXの取取り付けしやすさ。取付金具がわかりやすいので、フィックスガイドなしでも簡単に取り付けできました。写真は8人乗り仕様で、2列目はベンチタイプ。チャイルドシート、ジュニアシートを取り付けた状態で3列目にウォークスルーしやすいのは、2列目が独立している7人乗り仕様です。

ユニバーサルステップなど
使いやすさへのこだわりが凄い

ノアには、スライドドアに連動して出てくるユニバーサルステップがメーカーオプションとして設定されています。これを装着すると、地面との段差が約20cmと半減。アシストグリップも子供が使いやすい位置にあるなど、使い勝手に優れています。

先代モデルとの比較


2代目 2007年~2014年

ファミリーミニバンとしての機能が充実。チャイルドシートを搭載しやすい2列目回転機能、フルフラットにできるシートアレンジを備えています。

3代目 2014年~2021年

ハイブリッドが採用された3代目。2016年のマイナーチェンジモデルからは、安全運転支援システム「トヨタ セーフティセンス」が搭載されています。

4代目 2022年~

ハイブリッドシステムが新しくなり、より低燃費に。安全装備も充実しています。大型コンソールや床下収納、デッキボードなど、収納スペースや使い勝手もレベルアップ。

おすすめポイント

運転のしやすさが大幅にレベルアップ。バックドアの開く角度が任意で変えられたり、乗り降りが楽にできるユニバーサルステップなど、使うひとのことを考えた気配りが魅力です。

トヨタ アルファード

Z E-Four(ハイブリッド・4WD・7人乗り)

新車価格帯
510万円 ~ 1065万円 (アルファード全グレード)
中古車相場(2024年)
600万円 ~ 1000万円 (アルファード全グレード)
燃費(WLTCモード)
16.7km/L (Z E-Four)
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チャイルドシートの使いやすさ

空間は圧倒的!
ただし注意事項も

室内の広さは圧倒的。ただし、注意したいのは2列目が独立したエグゼクティブパワーシート車の場合。肘掛けにサイズの大きなチャイルドシートだと干渉する可能性があります。また、本革仕様の場合、シート表皮に傷がつかないようにカバーをするなど工夫が必要です。

チャイルドシートとの相性は
ベンチシート仕様が圧倒的

写真のようにベンチシートとなる8人乗りであれば回転機能も問題なし。もしもエグゼクティブパワーシート車の場合は、装着作業のしやすいセパレート式のチャイルドシートがオススメ。いずれにせよ、装着が確実にできるISOFIX対応のチャイルドシートを選びたいところです。

チャイルドシート購入時は
適合商品か確認しましょう

アルファードの魅力は高級車としての上質感やゆとりの空間。装備や安全性能もミニバントップクラスです。一方で、大きな売りである7/6人乗り仕様の豪華な2列目シートがチャイルドシートとあまり相性がよくないのは事実です。チャイルドシート、ジュニアシートを選ぶ際は、適合する商品かを確かめてください。

先代モデルとの比較


2代目 2008年~2015年

トヨタ最上級ミニバンとして装備や快適性を向上。2011年の改良でハイブリッドを追加されました。デザインの異なる兄弟車・ヴェルファイアも登場。

3代目 2015年~2023年

高級ミニバンとしての快適さと上質感にこだわった3代目。2017年のマイナーチェンジで安全装備がさらに充実しています。

4代目 2023年~

メカニズムを大幅に刷新。これまで以上に静粛性や振動が少なくなったほか、燃費性能や運転のしやすさもレベルアップしています。

おすすめポイント

最新モデルでは先進安全機能がさらに充実。クルマがドライバーの操作をサポートすることで、さらに運転しやすい安全で快適なクルマになりました。

比較したクルマ一覧

ホンダ フリード

e:HEV CROSSTAR (ハイブリッド・2WD・6人乗り)

新車価格帯
2623500円 ~ 3602500 (フリード全グレード)
中古車相場(2024年)
235万円 ~ 380万円 (フリード全グレード)
燃費(WLTCモード)
25.3km/L (e:HEV CROSSTAR)
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日産 セレナ

e-POWER ハイウェイスターV (ハイブリッド・2WD・8人乗り)

新車価格帯
2719200円 ~ 4847700 (セレナ全グレード)
中古車相場(2024年)
260万円 ~ 500万円 (セレナ全グレード)
燃費(WLTCモード)
19.3km/L (e-POWER ハイウェイスターV)
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トヨタ ノア

ハイブリッド X(2WD・8人乗り)

新車価格帯
267万円 ~ 389万円 (ノア全グレード)
中古車相場(2024年)
500万円 ~ 100万円 (ノア全グレード)
燃費(WLTCモード)
23.4km/L (ハイブリッドX)
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トヨタ アルファード

Z E-Four(ハイブリッド・4WD・7人乗り)

新車価格帯
510万円 ~ 1065万円 (アルファード全グレード)
中古車相場(2024年)
600万円 ~ 1000万円 (アルファード全グレード)
燃費(WLTCモード)
16.7km/L (Z E-Four)
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※掲載された情報は、2025年7月22日時点の平均価格・燃費情報の数値となります。