スバル初の高級車として、またWRCにルーツを持つスポーツマインドあふれるワゴンとして、平成元年に鳴り物入りでデビューしたレガシィツーリングワゴン。実際にデビュー当時はFIA公認の10万q世界速度新記録を樹立し、「世界最速のワゴン」として話題となった。
その後、ボクサーエンジンと呼ばれるスバル自慢の水平対向エンジンとAWD(オールホイールドライブ)を武器に走行性能を向上させながらも、シックにも乗れる大人のワゴンとしてその地位を不動のモノに。
実際、中古車市場を見てもワゴンの流通量としては圧倒的に2位以下を引き離して長年トップの座に君臨している。また、車格を見てもライバルと言える存在は、国産車では日産ステージアくらいだろうか。輸入車を含めてもボルボV70、アウディA4アバントあたりが対抗馬となり、ある種日本車離れした存在だと言うこともできるだろう。
今回はそんなレガシィツーリングワゴンの中古車市場を、流通比率、人気のグレードなどを中心に検証してみた。また、ほかのレガシィファミリーであるセダン、アウトバックなどからも人気のグレード/年式をピックアップして中古車相場を提示している。
レジャーにはもちろん、フォーマルな場面にもマッチするオールラウンダー。そんなレガシィファミリーをクルマ選びの視野に入れている方、お見逃しなく!
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