【@Goo】ホンダ CR-Z エコに先進性のデザインを融合させたホンダ渾身のコンパクトスポーツ。![]() ●フルモデルチェンジを行い、三代目となるプレミアムラグジュアリークーペモデル「6シリーズ」。BMWクーペモデル特有の流れるようなボディラインに、スポーティなプロポーションを生み出すエクステリアデザインと、エクスクルーシブなインテリアデザインを併せ持つ。 ※価格は3月22日時点のものです。 ![]() ●ハイブリッドカーの燃費性能とスポーツカーの機敏な走りを両立させた3ドアハッチバック。1.5L i-VTECエンジンにホンダ独自のIMAシステムを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。トランスミッションは6速MTとCVTで、カタログ燃費はそれぞれ22.5km/L、25.0km/Lとなっている。エコ運転度が把握できるアンビエントメーターなどエコアシスト機能も搭載。発売後1年しか経過していないものの、中古車市場では200万円を切る物件も流通し始めている。
アンテナ進化論。いきり立った突起物はいつだって男の憧れだ─── 私は今、21年前に生産されたランボルギーニ・カウンタックに乗っている。カウンタックにも一応オーディオがついているので、一度だけラジオをつけてみたのだが、スイッチをONにすると、ボディ左後端から上に「ウィ〜〜〜〜ン」とアンテナが伸びてちょびっと驚いた。考えて見れば20〜30年前は、この「電動自動伸縮アンテナ」が、かなり主流だったのだ! 2年前、8万円で購入した中古のサーブ900もそうだった。このタイプのアンテナは1mくらい伸びるので、出したままだと天井の低いところにぶつけてしまう。私はクルマを受け取った当日、いきなりこれでアンテナを折った。直すのに車両価格くらいかかるかも、と思うと涙が出た。 だいたい、長く伸びるタイプのアンテナは、長年乗っていると必ず曲がったり折れたりする。そうすると、クルマ全体がヤケにボロく見える。そのせいか、いまや伸縮タイプのアンテナは絶滅に近い状態で、ガラスに貼るガラスアンテナか、短い棒状のマイクロアンテナが主流になっている。特に国産セダンはガラスアンテナばっかりだ。 ところが10年弱前に、ドイツで「シャークフィンアンテナ」という新しい潮流が生まれた。これは、ルーフ後端の真ん中に小さな垂直尾翼みたいなヒレを立てるタイプで、最初に使ったのはBMWだった(と思う)。 いまさらあえてアンテナを立てる理由があるとすれば、それはカッコつけたいから。つまりドイツ人は、これをカッコいいと思っているのだ!その感覚には私もメチャメチャ共感する。頭の真ん中から突き出る流線型の突起は、新幹線しかりウルトラセブンしかり、男の子的なカッコよさの典型。モヒカン刈りもその一種であろう。 これをきっかけに、国産ではレクサスに続いて、ホンダCR-Zがシャークフィンアンテナを採用した。同車のカタログによると、「マイクロアンテナを上回る性能を実現しながら、ミリ単位でこだわって小型化したAM/FMアンテナ」となっているが、ミリ単位にこだわるほど小型化したいなら、ガラスアンテナでいーじゃんか! きっとホンダも本音では、「これ、ウルトラセブンみたいでカッコいいっしょ?」と思っているに違いない。 【清水草一】
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