トヨタ マークX
●バブル時代に“ハイソカーブーム”を巻き起こしたクルマがマークU。その後を受け、平成16年に高級なFRサルーンとして登場したのがマークX。ボディは3ナンバー専用となり、エンジンは2.5Lと3.0Lを用意。3連のヘッドランプと低めのルーフラインなどで、高級でありながら、スポーティな印象も与えるセダンボディが特長。昨年の10月には、よりスタイリッシュな新型が登場している。
中古車マニアでもある清水草一が各著名人と対談し、
クルマ談議に花を咲かせるトークコラム!
- 今回のゲスト
- モータージャーナリスト 今井優杏さん
- 関西出身の肉食系女性モータージャーナリスト。元レースクイーン、軽妙なしゃべりでMCもこなす。
清水 元レースクイーンにして肉食系女性モータージャーナリストの今井さんですが、肉食女子はどんなクルマに乗ってきたの?
今井 実は……。最初の愛車はマークUでした。
清水 マークU!いつの?。
今井 えーと、平成元年式。
清水 バブル期のハイソカーブームで一番売れたヤツだな。しかし古いね〜。
今井 当時のカレのおじさんが乗ってたクルマをタダでもらったんです。8万キロだったかな?。
清水 なんかいい感じだね。肉食系女子は男にクルマをもらう。ただし残存価値ゼロというのが(笑)。周囲はどういう反応だったの。
今井 みんな『お父さんのクルマ?』って(笑)。とにかく乗り心地がフワフワでした。アメ車ライクですよね、シートもフワフワだし。
清水 当時はそれがハイソと言われたんだよね。
今井 ただ、ボディボードにはまってたんで、ちょっと海っぽい感じにはしてましたよ。
清水 で、オッサン化したマークUは9代で終わって、マークXになったわけだけど。
今井 マークXは嫌いじゃないです。割と若い層も乗ってるし、ちょっとエッチなクルマですよね。
清水 先代も?
今井 先代から。マークXになってかなり変わったでしょう。今のマークXはさらにエロくなってる(笑)。
清水 佐藤部長の愛車だもんね。
今井 佐藤部長が乗れば、猛烈にカッコいいですよ!ていうか、私にとってはそのあたりって全部未来のクルマですもん、装備が凄すぎて。
清水 今は何乗ってんの。
今井 フィアット・バルケッタ。
清水 あー、そりゃ最低限の装備しかついてないわ。肉食女子としては、未来のクルマに乗ってる男子を狩りたいところだね。
今井 そうなんですけど、関東に来てみたら肉食系女子がすごい不人気で。
清水 関東の男は草食ばっか?
今井 草食ですよ〜。もーじれったいったらありゃしない!!関西ならとりあえず『ゴハンいこ!』とか『お茶飲みにいこ!』くらいは言われるのに、こっちじゃ怖がられちゃってサッパリだもん。
清水 関東男子を代表してスマン。では男に乗ってほしい理想のクルマは。
今井 国産ならレクサスIS-Fかな。
清水 ゴールドのブレスレットとか似合いそうだね。