「カラベル」は、VW(フォルクスワーゲン)の「トランスポーターT3」の乗用車モデルのニックネームとして名付けられたものです。日本においては、輸入車ディーラー・ヤナセによってこの名称で販売されていました。その後、VWの日本法人フォルクスワーゲン アウディ 日本により、北アメリカ名の「ヴァナゴン」として登場したので、両社は競合販売することになりました。1979年から1992年まで生産され、初期型はシリンダーヘッドだけを水冷とした部分水冷エンジンを搭載していました。その後、マイナーチェンジを繰り返し、ある時期からは一般的な全水冷式エンジン車として市場展開されています。