フィアットパンダⅢ　走行中Nになる　ギア抜けする　走行中振動する　デュアロジック分解オーバーホール修理　ギアケース交換　クラッチ＆シングルフライホイールに交換【BMW　メルセデスベンツ　フォルクスワーゲン　フィアット　ポルシェ】｜車検・点検・修理のグーネットピット

フィアットパンダⅢの修理依頼を頂きました、症状は走行中にNになる　ギア抜けする　リバースに入りずらい　走行中振動するなどです、フィアット定番のトラブルです、ではまずはミッション＆デュアロジックを下ろしていきます。

前回り・足回り全部取り外さないとミッションは下ろせませんので全て分解していきます。

そしてクラッチディスクです、バラバラになって出てきました。

そしてパンダ（ツインポップ）の弱点のデュアルマスフライホイールです、センターのベアリングが必ず破損してセンターがズレてぶれて回転をしだして走行中の振動やギア抜けシフトチェンジの異常やリバースに入りずらくなりシフトチェンジ時にギア鳴りを引き起こします。

二度と壊れないように今回は当店お勧めのシングルフライホイールに交換していきます、
左がデュアルマスフライホイールで右が新品のシングルフライホイールです。

そしてここが今回のウイークポイントであるミッションケースの破損です、パンダ（ツインポップ）の弱点のデュアルマスフライホイールのセンターのベアリングが耐久性が無く破損してしまい芯がズレて回転をしてミッションケースが削れるという流れになります、結構ヤバいです・・・これではいくらクラッチ新品に変えてもレリーズベアリングがストロークできずクラッチの切れが悪く症状が改善されずに意味がないので、ミッションケースも交換します（ベルハウジング）ケース交換に辺りデュアロジックの油圧ポンプとシフトリンケージ部のパッキン交換とシフトギアをオーバーホールして組付けます。

今回はお客様が以前より違和感が有りつつもそのまま乗っていた様でして、とうとう走行が困難な状態になり修理にご来店頂きました。違和感が出ていた時にご来店頂いていればミッションケース（ベルハウジング）の破損が無くクラッチ交換とデュアロジックのオーバーホールだけで修理ができていたのですが、走行ができなくなるまで乗られてしまったのでミッションケースまで交換しなくてはいけなくなり高額な修理代が発生しまいました。ですので違和感や異常を感じた時はまずはお気軽にSPIRITにご相談くださいませ、修理に辺り的確なアドバイスをさせて頂きますので一度お問い合わせくださいませ。

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