Ｓ様ＶＡＢラジエター周りの手直しをしていきます。｜車検・点検・修理のグーネットピット

少し前に車検をご依頼頂いた
Ｓ様のＶＡＢですが
その時にラジエターアッパーホースから
漏れなのか、
交換時の洗浄不足なのか、
分からない部分がありその時は洗浄して
納車させてもらっていました。

そこから３週間くらい走行してもらい
その後に漏れチェック、
漏れが無い事を確認したら
クーラント交換しましょって
話になってました。

ラジエター交換は
他社さんでやっているのですが
ラジエターの厚みが増しているのに
ラジエターホースはそのままの長さ、
ファンシュラウドとラジエターの間に
隙間埋めのテープを貼ってありますが
隙間は埋まっておらず、
ファンシュラウドは
手で触るとガタガタとしています・・・。

その辺りの事を
オーナーさんにお伝えしてあり
ラジエター脱着する事があれば
ついでにやり直すといいですよ的な感じで
お伝えしてありました。

ただオーナーさんとしては
気になっちゃうようで
クーラント交換もするので
一緒に手直しして欲しいとの事でした。

ラジエターの厚みが増しているので
ラジエターアッパーホースと
パワステポンプがかなり近いのが分かると思います。

ＥＪ２０エンジンで
ラジエター容量アップする時に
サブタンクの固定方法を変更しているのですが
その理由がコレです。

ラジエターの厚みが増す、
ファンシュラウドに
固定されているサブタンクは
当然エンジン側に寄る、
ＥＪ２０のサブタンク脱着には
一度エンジン側に寄せてから
スライドさせて外す感じになります。

そういった時に
エアポンプに当たっちゃうんですね。

今回のラジエターは
ラジエター上部の固定ステーを外し、
ラジエターを少し前にずらせば外せるので
まだそれほど問題はないですが
ラジエターによっては
サブタンクを外すのに
ラジエターＡＳＳＹ外しが必要となります。

逆にエアポンプ脱着時に
サブタンクがあって
エアポンプが外せないって事にも
つながります。

エアポンプ外さねぇ～よって人もいるかもですが
プラグ交換時に
エアポンプ外しが必要になる訳です。

お店によっては
プラグ交換は
下からってところもあるみたいですが
一度試してみましたが
あまりその方法は向いていなかったので
エアポンプ外しでプラグ交換はやっています。

クーラント交換時にサブタンクも外して
中を洗うようにしているのですが
その理由がコレ。

平成３１年式の４～５万ｋｍの車、
ラジエター交換時に
当然クーラント交換している訳ですが
こういった汚れの蓄積が出てくるんです。

年式も新しいのでこの程度ですが
年式古いともっとガッツリと
汚れが蓄積されています。

だからこそタンクを毎回洗っていますし、
タンクを毎回洗うから
ちゃんと外れて欲しい訳です。

写真じゃほとんど分からないですが
ロアホースも
エンジン側へ押される事となり、

曲がり部分が押されて
水の流れるラインが
少し押しつぶされちゃってます。

ファンシュラウドには
隙間テープが貼られていますが
単に貼ればＯＫって考えだから
隙間を塞ぐんじゃなくて
貼ってあるだけですね。

ちょいと長くなっちゃったんで
この続きはまた別ブログにアップしていきます。