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ルノー　ルーテシア　ＲＳスポールの作業を行いました。


先日、作業実績にてＵＰさせて頂きましたが、社外マフラー装着で少し音量が大きいので家の近所だけでも静かにさせたいという事で部品を注文していました。

その部品とは・・・・
アペックス製のＥＣＶです。

これはマフラーの途中にバルブを設け、ワイヤーを室内に通し、ワイヤー操作をする事でバルブを開閉させて音量を調整するという物です。

但し、この商品はあくまでアイドリング＋αまでの回転での使用に限られるので走る際にバルブを閉じるのはエンジンに負担が掛かる為使用出来ません。
車庫入れ等で静かにさせたい時に使用する感じです。

あと、車検に通らない音量のマフラーにコレを装着し、車検に通すという事も
出来ません。
音量の変化が可能なマフラーの場合、音が最大となる状態で車検に合格する
必要があるからです。


ＥＣＶは今回の様なマフラーフランジに挟むタイプとパイプ形状になっていて
マフラーを切断、溶接取り付けするタイプがあります。

ルーテシアの場合、マフラーフランジが無い為、通常では溶接タイプの商品を
使うのですが、トラブルが起きた時に溶接してあって取り外せないと困るので
脱着式にしておいて欲しいという要望だったのでフランジを新たに設け、
取り外し可能な状態で加工を進めていきます。

まずは室内にワイヤーを通します。

車体下のプラスティックのカバーを外すとサービスホールがあったので
そこからワイヤーを通す事にしました。

サービスホールに接着されていたメクラ蓋を取るとカーペットの裏地が丸見えに
なりました！

カーペットに切れ目を入れてワイヤーを通し、ノブの固定位置を考えて長さを決めて
ワイヤーを仮固定します。

そこからバルブを取り付ける位置を出してマーキング

位置が決まったらマフラーを取り外し、メタルソーにて切断。

ＥＣＶの厚み分を更にカットします。

ステンレスのフランジを２枚用意し・・・・

切断したマフラーをミッションジャッキを使って支えて位置出しして
フランジを溶接する角度・位置を決めて点溶接します。

点溶接後にマフラーを取り外し、作業台の上で本溶接します。

フランジを溶接したマフラー前後を車体に取り付けてＥＣＶを付けたら
マフラー加工は完了です(^_^)v

室内にワイヤーを通した部分は防水の為コーキングしておきます。

最後に作動確認でエンジンを掛け、ワイヤーを操作するとバッチリ
サイレントモードになりました！！（笑）

これでご近所迷惑にならず安心ですね！！(^o^)



また何かありましたら宜しくお願い致しますm(__)m

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