中古車購入チェックポイント
更新日:2019.06.27 / 掲載日:2019.02.04

ホンダステップワゴンスパーダの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ホンダステップワゴンスパーダの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

ステップワゴンスパーダは、1996年5月に「生活創造車:クリエイティブ・ムーバー」として開発されたステップワゴンから派生したモデルです。2009年10月に、4代目のステップワゴンのフルモデルとほぼ同じ時期に誕生しました。

5ナンバーサイズのボディながら、家族みんなが使いやすい、機能性に優れたユーティリティ&ラゲージスペースを備える1.5BOXライトミニバンとして誕生しました。

FF駆動を活かした低床+高効率パッケージデザインにより、3列目シートまで足元や頭上スペースに大きな余裕を確保しています。大人がしっかり座れ、快適に移動できるクラストップレベルの心地良さが実感できる、明るく広々とした室内空間を実現しています。

運転席からの見晴らしも良く、見切りの良いボディ形状と併せて、安心感の高いドライビング環境を提供しています。加えて実用域の扱いやすさを重視したトルクフルな2.0Lエンジンを低く搭載することで、セダン並みに安定感のあるスムーズな走りを実現している点も多くの支持を集めました。

ステップワゴンスパーダは、ステップワゴンとともにファミリーユースを中心に、安全性と経済性に優れ、便利に使え、かつ多目的に活躍するミニバンとして、今日も進化し続けています。

2015年4月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、排気量をダウンサイジングさせた直噴1.5L 4気筒VTEC ターボエンジンを採用し、全域にわたり力強い走りと新世代ミニバンに相応しい優れた低燃費性能を実現しています。

「ビューティリティーリビング」をコンセプトにデザインされた居心地の良い室内空間やユニークな使い勝手の良い「わくわくゲート」、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」と相まって、より一層商品力を高め、大人数で利用するミニバンとしての魅力を高めています。

ここではステップワゴン中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

ステップワゴンスパーダの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

ステップワゴンスパーダの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

2代目 ホンダ ステップワゴンスパーダ RP系(2015年~)の主なグレードの特徴

・スパーダ ホンダセンシング
直噴1.5L 4気筒VTEC ターボエンジンとCVTを搭載し、スパーダ専用グリルやエアロパーツ、パドルシフトなどを装着するスポーティグレードです。
駆動方式は2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが用意されています。

ベースグレードながらスモークタイプのLEDハイマウント・ストップランプやエコアシスト、オフスイッチ付アイドリングストップ機構をはじめ、両側パワースライドドアやスライドドア・イージークローザー(リヤ両側)、Hondaスマートキーシステムに加え、リヤドアからも乗車が可能な縦にも横にも開閉するわくわくゲートが装備されています。

ほかにも先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をはじめ、LEDヘッドライトやアクティブコーナリングライト、運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステムやヒルスタートアシスト機能に加え、エマージェンシーストップシグナルなどの安全装備が施されています。

また、最適なドライビングポジションが設定しやすいテレスコピック&チルトステアリング、運転席ハイトアジャスターが装備されます。

搭載されるオートエアコンは、4WDモデルはトリプルゾーンタイプ、2WDモデルはリヤがマニュアルクーラータイプとなります。

本革巻ステアリングホイールやシルバーメッキ・エアコンアウトレットノブ&高輝度シルバー塗装インナードアハンドルの装備をはじめ、クールガンメタ仕上げのインパネミドルパッドとなるなど、質感の高いスポーティなインテリアを備えています。

足回りは16インチタイヤ&専用アルミホイール仕様となり、減衰力を高めた専用サスペンションが装着されます。

・スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング
「スパーダ ホンダセンシング」グレードに対して、1列目シート用 i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈1~3列目シート対応〉や運転席&助手席シートヒーター、スポーツペダルが追加装備される上級グレードです。

また、コートフックやセンターテーブル、1~3列目調光機能付LEDルームランプ(LEDマップランプ付)、プライムスムース×ソフトウィーブ表皮ブラックコンビシート&専用インテリアなど、装備の充実が図られています。

インパネミドルパッドがカーボンタイタニウム仕様へ、エクステリアも同様にフロントグリルがダーククロームメッキ、LEDドアミラーウインカーがスモークタイプへと変更されます。

2WDモデルにもプラズマクラスター搭載トリプルゾーンフルオートエアコンが装備され、加えて17インチタイヤ&アルミホイールが装着されます。

・スパーダ ハイブリッドG ホンダセンシング
アトキンソンサイクル2.0L 直列4気筒エンジンに独自のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載する上級グレードです。
ハイブリッドグレードは全車2WD/FF駆動となります。

ハイブリッドグレードには、車両接近通報装置+電子制御パーキングブレーキ+オートブレーキホールド機能+ティーチング機能付エコアシスト(ECONモード)、EVスイッチやセンターコンソールトレイ、遮音/IRカット&UVカット機能付フロントウインドウガラスが標準装備されます。

「スパーダ ホンダセンシング」グレードに対して、充電用USBジャック(急速充電対応タイプ2個付)が追加され、インパネミドルパッドがカーボンタイタニウム、アウタードアハンドルがクロームメッキ仕様となります。

また、インナードアハンドルがクロームメッキ加飾タイプへとインテリアの質感の向上が図られています。

足回りはハイブリッド専用サスペンションが装着されます。

・スパーダ ハイブリッドG・EX ホンダセンシング
「スパーダ ハイブリッドG ホンダセンシング」グレードをベースに、ガソリンエンジンを搭載する上位グレード「スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング」グレードに対して、インパネミドルパッドがカーボンタイタニウム+シルバーモールディングへ変更されます。

足回りには上質な乗り心地の実現と走行安定性を高める高性能「パフォーマンスダンパー」が装着されます。

ホンダ ステップワゴンスパーダ RP系の中古車一覧

ステップワゴンスパーダの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

ステップワゴンスパーダの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、ステップワゴンの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年9月時点で参照したものとなります。

初代 ホンダ ステップワゴンスパーダ RK系(2009年~2015年)の燃費・維持費

・RK5:2.0L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:14.8km/L
年間ガソリン代:約91,216円(675.6L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約130,716円 ※3

Z(2014年4月モデル)

・RK6:2.0L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.6km/L
年間ガソリン代:約99,264円(735.2L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約138,764円 ※3

Z クールスピリット(2014年4月モデル)

2代目 ホンダ ステップワゴンスパーダ RP系(2015年~)の燃費・維持費

・RP3:1.5L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:16.0km/L
年間ガソリン代:約84,375円(625.0L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約118,875円 ※3

スパーダ ホンダセンシング(2016年5月モデル)

・RP4:1.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:15.0km/L
年間ガソリン代:約90,000円(666.6L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約124,500円 ※3

スパーダ ホンダセンシング(2016年5月モデル)

・RP5:2.0L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:25.0km/L
年間ガソリン代:約54,000円(400.0L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約93,500円 ※3

スパーダハイブリッドG ホンダセンシング(2016年5月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年9月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

ステップワゴンスパーダの中古車価格相場から選ぶ

ステップワゴンスパーダの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

ステップワゴンスパーダは、エアロパーツを備えた外観デザインを採用し、乗り降りのしやすい広々とした室内空間が特徴のモデルです。低重心設計により揺れの少ない快適な乗り心地とともに、親子3世代の家族や子育て中の家族に人気の高い5ナンバーサイズのミニバンであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。

また、流通台数がやや多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、じっくりと最適な1台を選ぶことをおすすめします。

ステップワゴンスパーダの主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 ホンダ ステップワゴンスパーダ RK系:1~258万円
RK5:28.8~258万円
RK6:68~248万円
RK7:1~159.9万円

S:1~218万円
Z:29.5~258万円
Zi:79.9~229.9万円
Z HDDナビエディション:59.8~228万円
Z クールスピリット:94.8~249.8万円
Z インターナビセレクション:99~209.8万円

2代目 ホンダ ステップワゴンスパーダRP3、4系:145~435.3万円
RP3:145~324.8万円
RP4:198.3~344.5万円
RP5:260~435.3万円

スパーダ:25~300.2万円
スパーダ ホンダセンシング:185~344.5万円
スパーダ・クールスピリット:149.8~289.8万円
スパーダ・クールスピリット ホンダセンシング:179~329万円
スパーダハイブリッド G・EX ホンダセンシング:260~400万円

2009年10月から2015年4月まで販売された初代モデルは、初年度モデルにあたる2009年式を中心に多くの登録台数が見受けられます。
2009年式では30万円台から80万円台の価格帯が中心となりますが、登録から日が浅いモデルでは、100万円台後半のプライスタグをつける車両も見受けられます。

200万円を超えるモデルはキャンピングカー仕様のため、走行距離を含め、特に偏りもなく年数相応のなだらかな分布傾向であるといえるでしょう。

2015年4月にリリースされた2代目モデルは、登録からいずれも日が浅く2015年式でも180万円台から190万円台の価格帯を中心に安定した中古車相場形成されています。
また、走行距離が1000km未満のデモカーも見受けられます(上記中古価格帯については、2018年8月27日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

ステップワゴンスパーダ(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ステップワゴンスパーダ RK系(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ステップワゴンスパーダ RP3、4(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ホンダ ステップワゴンの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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