「クラウン・ロイヤルハイブリッド」は、トヨタ「クラウン」の「ロイヤル」シリーズに設定されるハイブリッドモデルの4ドアセダンタイプの自動車です。2008年に発売された13代目モデルとなる「クラウン」シリーズに、「ハイブリッド」の名称で初登場しました。この車両は、FR専用2段変速式リダクション機構を備えたハイブリッドシステムにより動力性能と燃費性能の両立を実現している他、「2015年度燃費基準」を達成するなど優れた環境性能も備えています。また、優れた視認性を持つTFT(薄膜トランジスター)液晶を採用したファイングラフィックメーターを標準で装備しています。このクルマは、2012年に実施されたシリーズ全体のフルモデルチェンジにともない、「ハイブリッド」という単独モデルから、「アスリート」と「ロイヤル」にそれぞれ設定されるハイブリッド仕様車として展開されました。2016年8月発売モデルには、「ロイヤル」「ロイヤルFour」などのグレードがラインナップされています。また、このモデルでは、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」が標準装備となり、安全機能が充実しています。ボディカラーについては、「ブラック」「ダークブルーマイカ」「シルバーメタリック」などが用意されています。そのほか、このクルマの特別仕様車については、2014年7月発売モデルにラインナップされた「ロイヤルサルーン ブラックスタイル」「ロイヤルサルーン Fourブラックスタイル」があります。なお、2018年に「クラウン」で実施されたフルモデルチェンジにより、「ロイヤル」シリーズは廃止され、「ロイヤルハイブリッド」に代わる仕様として「G-Executive」のグレードが「クラウン」に設定されています。※記載の文章は、2019年3月時点の情報です。