三菱「FTO」は、1994年に販売が開始された、2ドアスポーツクーペです。同社が1975年まで販売していた「ギャランクーペFTO」の名を継いだモデルであり、直線的なデザインの多い当時の三菱車の中では珍しく、曲線を描くデザインを持つ車両になっています。また、1998年には、このクルマをベースにした電気自動車「FTO-EV」が製作されました。1999年8月発売モデルでは、エクステリアにディスチャージヘッドランプやビッグサイズのリアスポイラーが装備され、グレードとしては、「GS」「GR」「GX スポーツパッケージ」「GPバージョンR エアロシリーズ」などがラインナップされています。安全機構には「GPバージョンR エアロシリーズ」を除いたグレードに、ABS、運転席エアバッグが標準装備されています。なお、2000年に「GTO」と共に生産が終了しています。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。