「MINIクロスオーバー」は、「MINI」ファミリーにおける4番目のモデルとして、2011年に英国BMWグループから発売された4ドア仕様のSUV車です。なお、このクルマは、海外市場においては「MINIカントリーマン」の車名で展開されていますが、日本国内では商標の関係上「クロスオーバー」の車名で販売されています。この車両は、「MINI」シリーズ初となる4ドア仕様となっており、大人4人が快適に過ごせる室内空間と、実用車として充分な容量の荷室を確保した車体は、同シリーズで最大のサイズとなっています。ただし、日本仕様車については、機械式立体駐車場への対応として、ルーフアンテナに厚みの薄い専用マウントを採用するなどで、欧州仕様車より全高が低く設定されています。また、「MINI」で初採用となる4WDシステム「MINI ALL4」が採用されており、低燃費&CO2排出量の抑制と走行性能の両立を目指す「MINIMALISM(ミニマリズム)」をコンセプトに開発されています。2017年10月発売モデルのグレードについては、「ワン クロスオーバー」が用意されています。エクステリアは、このモデルに必須といえるルーフ・レールや、16インチ・アロイ・ホイール・リヴォレット・スポークなどが装備されており、インテリアに関しては、ヘイジー・グレーとカーボン・ブラックを基調としたものが採用されています。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。