クライスラー・ジープの「ジープ・コンパス」は、ブランドにおける新たなシティクルーザーとするべく開発された自動車です。2006年5月に誕生したこのクルマは、同社の「グランド・チェロキー」を小型化したようなクロスオーバーSUVであり、「ジープ」の歴史を受け継ぐ7本の各スロットグリルがクロームで縁取られていることにより、本格的で磨き抜かれた外観となっています。なお、日本国内においては、2012年から正式販売が開始されています。また、2代目モデルは同社のSUV「レネゲード」をベースに、「スモールプレミアム」を企画コンセプトとして開発され、2021年6月現在のグレードについては、「スポーツ」「ロンジチュード」「リミテッド」の3種がラインナップされています。このモデルでは、安全機能としてエレクトロニック・スタビリティ・コントロール、リアパークアシスト、オールスピードトラクションコントロール、各種エアバッグなどを標準装備。2021年6月にはフルLEDヘッドライト、前面衝突警報、歩行者・サイクリスト検知機能付衝突被害軽減ブレーキ、ブラインドスポットモニター、アクティブ・レーン・マネジメントシステムが標準装備に追加されました。なお、全車で右ハンドルのみの設定となっています。そのほか、このクルマの特別仕様車については、2020年12月発売モデルに設定された「Sモデル」などがあります。上級グレードの「リミテッド」をベースに、ブラックを基調にダークグレーを部分的にあしらったフロントグリルやグラナイトカラーのウインドウモールディング、フォグランプベゼルを採用し、さらに、グラナイトカラーの専用19インチアルミホイールやSバッジにより、プレミアム感が高められています。上級グレードの「リミテッド」をベースにしたことにより、4×4システムや9速オートマチックを搭載するほか、バイキセノンヘッドライト、フロントシートヒーター、プレミアムサウンドシステム、パワーリフトゲートなどの豪華装備が標準装備されています。 ※記載の文章は、2021年6月時点の情報です。