2011年5月に日本デビューを飾った「A7スポーツバック」は、クーペの優雅さやワゴンの実用性を併せ持った高級5ドアハッチバックモデルで、アウディから販売されています。この自動車は、「エネルギーリカバリーシステム」と呼ばれるシステムを搭載しており、走行中の過剰なエネルギーを充電し、加速時にそれを利用することでエンジンにかかる負担を軽減します。プラットフォームには、MLBプラットフォームを採用し、同社の「A6」のC7系と共通のスチールモノコック構造の車体となっていますが、外板の大部分はアルミ製です。なお、この車両には、FF車とクワトロシステムが採用された四輪駆動車が設定されていますが、日本市場においては、右ハンドルの四輪駆動車のみのラインナップとなっています。2018年9月発売モデルのグレードについては、「55TFSIクワトロ Sライン」「55TFSIクワトロ デビューパッケージ」がラインナップされている他、ハイグレードな装備を搭載する2種類の特別仕様車「55TFSIクワトロ 1stエディション」「55TFSIクワトロ Sライン 1stエディション」も用意されています。このモデルは、LEDライトが標準装備されており、オプションとしてアウディレーザーライト付HDマトリクスLED、HDマトリクスLEDヘッドライトの設定が可能です。ボディカラーについては、「ミトスブラックメタリック」「グレイシアホワイトメタリック」などのバリエーションがあります。※記載の文章は、2018年11月時点の情報です。