マツダ「アンフィニMS-8」は1992年に販売が開始された、4ドアハードトップタイプの車両です。同社「ペルソナ」の後継車であり、同車のコンセプト「インテリアイズム」も引き継がれました。特徴的なインストルメントパネルやインパネシフトが採用されており、そのため、フロントシートには左右のウォークスルーが可能なベンチシートが装備されました。また、1992年10月には、サンルーフに太陽電池を搭載し、その電力を使用して室内を換気する「ソーラーベンチレーションシステム」が新たに採用されました。この車両の1995年12月発売モデルでは、グレードとして、2Lエンジン搭載の標準仕様の「20グランデール」、2.5Lエンジン搭載の「25グランデール」、上級仕様の「20グランデール Gパッケージ」「25グランデール Gパッケージ」が用意されています。なお、1997年に同社「カペラ」のフルモデルチェンジに伴うかたちで生産が終了しています。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。