エアコン不良 セレナ C25 エアコン修理 コンプレッサー交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

長い長いGWが明けて令和になって仕事が昨日から始まりました。
当社は6連休でしたがなんだかんだで休みの間にもありました（笑）
さて本日の整備ブログはこちらのセレナです。

エアコンが効かないと言うことで入庫しました。
早速色々見ていきます。

エアコンのコンプレッサーが回ってないのですが、こちらのオートエアコンはこちらでダイアグを見ることも出来るのでまずはそちらをチェックして行きます。
ダイアグは正常なので他の電源系統を見ていきます。

フューズは切れてないようですし、こちらの電源にも問題は無さそうなのでコンプレッサーの方を見ていきます。

コンプレッサーの配線を調べるのが物凄く苦労します（笑）
ハーネスまでが簡単に見れないのですが、そこはプロの力で頑張って配線まで辿り着きます（笑）

こちらまでは電気は来ているのでコンプレッサーの不具合で間違いないでしょう！
あとコンプレッサーリレーも見ておこうと思ったのですがジャンクションブロックと言うかコントローラーボックスと一体となっており非分解のようで、もしリレーが故障していたらコントローラーユニットごと交換になるようですが、今回はコンプレッサーまでは電気が来ているのでマグネットクラッチが入らない(マグネットクラッチの部品の供給はないようです)なのでコンプレッサーのリビルトで交換します。
お客さん持ち込みとパーツとなるので部品が入ったら再度作業をします。

念の為、診断機を使って信号の入力を確認を行っておきます。
万が一もあるのと他にもし弊害もあると行けないのでしっかり各項目も確認していきます。
エアコン信号オンオフOK
エアコンリレーもオンオフOK
それぞれ信号に間違いはないのでマグネットクラッチの不具合で問題ないでしょう！

数日後再度預かりまして修理開始です。
まずエアコンガスを回収します。

こちらの右下のモノがコンプレッサーです。
なかなか外すのも一苦労です。

持ち込みなので部品が確実に合っているか現物を見比べながら確認していきます。
同じもので大丈夫そうなので組み付けていきます。

ゴミが入らないように養生をして取り付けます。

パイプのＯリングも新品に交換します。

無事取り付けました。

コンプレッサーは取り付けたので他のパーツも組む間に真空引きを開始しておきます。
リアもエアコンがありますので少し長目に真空引きを行います。

数分後真空を維持していれば、ガスチャージを行います。
この日は気温が低かったのでお湯を使ってガスを入れていきます。

こちらの車は800gものガスが入るので4本この缶を入れます。
なかなかガス量多い方ですね

外気温との差があまりなかったのでサーマルイメージャーを使って効いてるか確認です。
数値的にはよく冷えてますからOKですね！

これからまた暑い日がやってくるので快適に乗る為にもお早めに修理をオススメします。
エアコンガスチャージやエアコンのフィルターの交換など簡単に快適に出来るメニューもありますので御気軽に相談くださいませ。