CWEFW　プレマシー　グリスもれで　ドライブシャフトブーツ交換　オイルもれでパワステホース交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はＣＷＥＦＷ　プレマシーのドライブシャフトブーツ交換とパワステホース交換の作業をご紹介します。

ドライブシャフトブーツは左右とも交換させていただいたのですが、今回は特に右側を紹介させていただきます。
と言うのも、右側についてはセンターベアリング付きのシャフトなので、初めて作業する場合だと、センターベアリングのハウジングごと外すの？と、一瞬、取り外し前に迷うこともあるかと思います。

あちこちバラしていますが、通常でしたらこんなにバラす必要はありません。
ストラット形式の足回りでしたらショックの取り付けボルト＆ナット２つとブレーキホースを固定しているブラケットを外すくらいでしょうか？
この車の場合はショックを外そうにもショックがナックルに固着して抜けなかったのと、ロアボールジョイントもナックルに固着していてすんなりと抜けなかったため、タイロッドエンドなども外しています。

センターベアリング付きと言っても特に面倒なことはなくセンターベアリング部で切り離しが可能な作りになっています。

ブーツを外すと中から液化したグリースが漏れ出してきました。
ブーツは破れていなかったものの、液化したグリースがかなりの量、外に漏れ出していたため残っていた量もかなり少なかったです。
この状態で距離を走ると、ジョイントやハウジングの異常磨耗により部品交換が必要な状態になることもあります。

スパイダー＆ローラーがハウジングから抜けないようにするピンが入っていました。
なので、こんな感じでシャフトを持って持ち上げてもハウジングはくっついてきます。
実走行状態で抜けるのはあり得ないので、抜け止めのピンが入っていないこともよくあります

ピンは先細のマイナスドライバーかなんかで外します。

各部品をばらして清掃して元通りに組み付けます。

次はパワステホースの交換です。
マツダ車は通常のベルト駆動のポンプではなく、電動ポンプを利用したパワーステアリングを採用している車があります。
ポンプの作動音が異常に大きくなったりポンプと一体のパワステＥＣＵが故障したりとトラブルも多いですし、今回のようにフルード漏れも多いように思います。

全てのホースを交換するには、ポンプを若干、下にずらしてやる必要があります。
ポンプ本体を交換する場合は、そのままだとカプラーを外すのが難しいのでフロントバンパーも外すことになります。

リザーブタンクとポンプを繋いでいるホースも劣化（硬化）が著しかったため交換させていただきました。

全てのホースの交換が終わりました。
ポンプの作動音も若干大きくなってきていますが、何とか粘って長持ちしてほしいものです。

作業のご依頼、ありがとうございました。またのご来店、お待ちしております。

当店では指定工場であることの強みを活かした立ち会い車検を実施しており、上の写真は当店の車検の基本料金表になります。
お車をお預かりしなければならない追加整備が無ければ、お車をお預かりしてから１時間半ほどで車検が終わります。
短時間で車検を終えることが出来ますので。工賃や手数料を節約でき、お客様のお財布にも優しい車検となっています。

実際に車検にお越しいただいた際の具体的な時間の流れについては下記のリンクを

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