ジムニートランスファーオイル交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回はジムニートランスファーオイル交換を致しました。

トランスファーオイル交換の必要性
ギヤ（歯車）の潤滑に使用するオイルです。ギヤ（歯車）とギヤ（歯車）が噛み合って動力を伝達するときに接触する面積自体は少ないにもかかわらず、非常に大きな力が加わり過酷な条件のもと油膜の保持をし焼き付き、損傷の防止をしています。ギヤとギヤが常に接触するのでギヤ自体は少しずつ痩せて（削れて）いくのを防止している重要なオイルです。
マニュアルミッションやデフ、トランスファーのオイルも他のオイル類と同様に湿気の混入や酸化によって性能が低下してきます。ミッションやデフ、トランスファーのギヤやベアリングは走行距離が伸びてくるとオイルの性能に頼る度合いが増加するので、走行距離によって定期的にオイル交換をしたほうがトラブルになりにくいです。オイルを交換をしないことによってのトラブルの発生としてはギヤ鳴り（異音の発生）、ギヤが欠ける等々、一度不具合が発生すると意外と高額になる場合がございます。

交換時期

ギヤオイル自体は密閉されたケース（ギアボックス）の中に入っているのでエンジオイルに比べると外部からの不純物の混入も少ないです。しっかし金属同士の接触による金属摩耗粉、極圧剤（ギアオイル独特の添加剤）の劣化などでオイルを変質させるので定期的な交換が必要となるのです。基本的には２万～３万㎞（最低でも５万㎞毎にしてほしいです）での交換をお勧めしています。無交換でも普通に１０万㎞走行しているケースの車も多いですが交換をしないと５万㎞走行位から添加剤の劣化消耗等で急速に摩耗が促進されます。

特に注意する車
●山道や高低差の激しい道路の走行する車（オイル温度の上昇が激しいのでオイルの劣化が早い）
●農作業で使用する車。（負担が大きくオイル温度の上昇が激しいのでオイルの劣化が早い）
●大雨の時に水たまりに入ったリした車（水が浸入することによるオイルの性質の変化）
●加減速の激しい運転をされる方、高速走行、ハンドルを切る頻度の多い方

• 交換
• トランスファー