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皆さんこんにちは！わだちの犬飼です！

最近は寒さも一段と厳しくなり、朝一番の霜に悩まされている今日この頃です・・・

さて本日は、フォードエクスプローラー の整備を行いました！
色々作業しましたが、一度に全部ご紹介すると長くなってしまうので、今回はボールジョイントブーツ交換のご紹介です。

普段コペンなどの軽自動車を扱うことが多いので、このクラスを工場に入れると迫力がありますね！

リフトも心なしか悲鳴を上げているような・・・（４tまで上がるリフトなので、実際は大丈夫です！）

足廻りの作業に入ります！

頑丈そうな足廻りです！

今回はアッパーボールジョイントとロアボールジョイントのダストブーツを交換します。
わかりにくいですが、赤丸の部分です。

正攻法（純正部品）でいきますと、ダストブーツ単体の設定がなくアーム本体丸々取り換えになってしまうので、部品代がかなり高価になってしまいます。

そこで今回はダストブーツのみを取り外してサイズを測定し、安価な国産社外ブランドのサイズが同じブーツを手配する作戦で行きます！

国産車ですと社外ダストブーツの適合も簡単に調べられるので、一回の作業で完結できるのですが、外車で情報が少ない場合、現物合わせの部分があるのでどうしても時間がかかってしまいます。

以前ご来店した際にサイズを測定して部品を発注しておきました。

その点お客様にはご迷惑をおかけしますが、部品費用は桁が２つくらい変わってくるのでご了承頂ける場合が多いです！

アッパーボールジョイントを分解！画像はすでにダストブーツを外した後です。

こちらがそのダストブーツ。
上が新品で、下が付いていた物です。形状は若干異なりますが、大小の穴の大きさとブーツの高さが合っていれば取り付け可能です。

そもそもなぜこのダストブーツの取替が必要なのかと言いますと、ゴム部品なので経年劣化で硬化します。そしてこの部分は路面の凹凸などで絶えず動いている部分でもあるので、硬くなったゴムが動くことでヒビが入り、最終的には破れてしまします。

ジョイントを保護するためのダストブーツなので、破れたまま走行しているとジョイント自体を痛めてしまい、高価な部品を交換する羽目になってしまうので亀裂が入った段階で交換しておくのがベターです！

お次はロアボールジョイントブーツですが、分解するためにまずドライブシャフトを取り外します。

こちらが交換するダストブーツです。
ここの固着を取り外すのに苦労しました(^◇^;)

取り外したブーツ。切れてしまっています。

ボールジョイント自体の状態は問題なかったので、新しいグリスを注入して新品のブーツを組み付けていきましょう！

カシメタイプのブーツだったので、針金を使って固定します。
ロアアームの形状が特殊で作業が難航しましたが、なんとか新品のボールジョイントブーツを取り付けられました！

今回は日産バネットの物のサイズがピッタリだったので、流用いたしました。

アッパーボールジョイントブーツも取り付けて・・・・

足廻りを組み直して作業完了になります！
かなり安価に仕上げることができて、お客様にも満足していただけました！

ありがとうございました！

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