CL7アコードユーロR　スターター、オルタネータ、ルーフモール交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回の作業はアコードユーロR（CL７型）のスターター、オルタネーター、ルーフモールの交換です。K20Aのような高回転、高出力型エンジンは、今や貴重なエンジンです。セダンの利便性と走る楽しさを両立した、いいお車ですね！
オーナー様も非常に大切になさっており、スターターとオルタネーターにまだ不具合はございませんが、予防整備としての交換をご依頼いただきました。ルーフモールは経年劣化による見栄え不良をリフレッシュしたいとのことで交換させて頂きます。お車に対する愛情が伝わってきますね。

まずはオルタネーターから交換していきます。
オルタネーターは発電機ですので、故障してしまうと電気を作ることが出来なくなります。最悪の場合、バッテリーに充電された電気を使い切ると走行不能になってしまいます。
目視点検で劣化状態を判断することが難しく、発電テストを実施しても、故障を起こすまで正常に発電していることも多いです。
いつ故障するか判断しづらい部品ですので、走行距離10万ｋｍ、新車登録から10年以上経過した車両は、安心してお乗り頂くためにも、故障前の交換をオススメいたします。

取り外しが完了いたしました。
当社では、リビルト品という中古部品をベースに、消耗した内部パーツを新品に組み替えた再生品でのお取替を推奨しております。
新品は高額ですし、中古品は信頼性に欠けます。
再生品ではございますが、保証もついておりますので、安心してご使用いただけます。

取付完了です。
今回はＶベルトや各ベルトプーリーは再使用いたしました。
ウォーターポンプ等のお取替時期がきましたら、同時交換をオススメします。

次はスターターの交換です。
スターターも急にエンジンが始動できなくなるトラブルが発生する部品ですので、できればトラブルが起こる前に交換しておきたいですね。
アコードユーロRのK20Aエンジンは、インテークマニホールドの下側に取り付けてあります。（画像見づらくて申し訳ありません！）

整備要領書通りに作業すると、インテークマニホールドを取り外す必要がありますが、一部ワイヤーハーネス、インテークパイプ、ステーを取外せば、知恵の輪で取り外すことが出来ます。追加部品も節約できますし、時間も節約できますねｗ

こちらもオルタネーター同様、リビルト品で交換させて頂きます。
取外したスターターはケースが真っ黒ですね。オイルが付着した上に汚れが乗ってしまっているような感じです。
今回エンジンからオイルが漏れている様子はありませんでしたので、以前にオイル漏れは修理済みなのかもしれません。

逆の手順で取付ます。重ね重ね写真が分かりづらくすみません、、、

残るはルーフモールの交換です。
ゴム系の外装部品は経年劣化しやすい部品ですので、新品に交換すると驚くほど車がキレイに見えるようになります。
集中しすぎて作業前の写真を撮り忘れました！

モール固定用のクリップも劣化しておりましたので、追加で交換させて頂きました。
ボディーはオーナー様がピカピカになさってますので、モールが新品になったことでさらに締まってみえるようになりました！

O様、いつも当店のご利用ありがとうございます。

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整備担当　新井

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