DAIHATU MIRA GINO 1000 ATﾌﾙｰﾄﾞ交換｜車検・点検・修理のグーネットピット

今回のご入庫は、　DAIHATU MIRA GINO 1000 です、GINOには軽自動車をﾍﾞｰｽにﾘｯﾀｰｶｰとして、1000ccにﾎﾞｱｱｯﾌﾟしたｴﾝｼﾞﾝを積んだﾓﾃﾞﾙが有りましたが、この個体もそんな希少な一台です。

現オーナー様が「まだまだ乗りたい」との事で、ATﾌﾙｰﾄﾞ交換のご相談を受けました。

現走行距離6.9万キロ、年式から言えば走行少ない個体ですが、今ならばATﾌﾙｰﾄﾞ交換による、
ﾄﾗﾌﾞﾙのﾘｽｸも少ない距離かと判断し、ｵｲﾙﾊﾟﾝを外して、ｽﾄﾚｰﾅｰ（ﾌｨﾙﾀｰ）とATﾌﾙｰﾄﾞの同時交換をお勧め致しました。

ｵｲﾙﾊﾟﾝｶﾞｽｹｯﾄとｽﾄﾚｰﾅｰ（ﾌｨﾙﾀｰ）を準備し、ATﾌﾙｰﾄﾞの排出を行います、
ドﾚﾝﾌﾟﾗｸﾞを取りATﾌﾙｰﾄﾞを一度出てくるだけ排出します。

ｴﾝｼﾞﾝを始動し短時間ATﾐｯｼｮﾝを稼動させ、内部に残ったﾌﾙｰﾄﾞをさらに排出させます。

ｵｲﾙﾊﾟﾝを外す作業に入ります、ﾎﾞﾙﾄを外して行きます。

ｵｲﾙﾊﾟﾝを外すとｵｲﾙｽﾄﾚｰﾅｰが見えてきます。

ｵｲﾙﾊﾟﾝの内側の黒い部分は、ミッション内部から出た、鉄粉ですね。

ｽﾄﾚｰﾅｰが有ると言っても、これらは微細な物で、ﾐｯｼｮﾝ内部を行き交っています、
ﾐｯｼｮﾝにとって良い事は一つも無いですね。

手前に見えているリングは磁石です、鉄粉を吸着します。

ｵｲﾙﾊﾟﾝ内部を洗浄し鉄粉も綺麗に除去します！

ｽﾄﾚｰﾅｰを新しい物に交換していきます。

ｵｲﾙﾊﾟﾝｶﾞｽｹｯﾄを新しい物に交換して、元に戻します。

ATﾌﾙｰﾄﾞを補充して行きます、ｵｲﾙﾁｪﾝｼﾞｬｰで圧送する方法も有りますが、
今回はあえてﾁｪﾝｼﾞｬｰを使わずﾌﾙｰﾄﾞを補充して行きます。

賛否両論有るかと思いますが、ﾌﾙｰﾄﾞの圧送により剥がれたｽﾗｯｼﾞが経路に詰まりトラブルを誘発する事を回避するためです。

規定量のATﾌﾙｰﾄﾞの補充後、ﾌﾙｰﾄﾞ漏れとﾃｽﾄ走行を行い終了です。

ATﾌﾙｰﾄﾞ交換後の変速ﾌｨｰﾘﾝｸﾞの改善は、ｵｰﾅｰ様より（優）を頂きました！