ウィッシュ・ヘッドライトリフィニッシャー施行｜車検・点検・修理のグーネットピット

今月から本格的に取り入れましたヘッドライトリフィニッシャーの施工風景です。
従来のヘッドライトコーティングと違い新車出荷状態と同じ暑い被膜（30~50μ）を再生します。
※従来のヘッドライトコーティングの被膜は1~5μ程度の薄い被膜です。
その為施工時は綺麗になっても数週間～半年でくすみが再発します。

当社でも今までは頼まれればその旨を説明し、お安い金額で施行していたものの商品としては提示していませんでした。
しかしこのヘッドライトリフィニッシャーは従来と全く違う厚い被膜を再生できるため自信をもって提供できます。

STEP１：ヘッドライト周辺をマスキングします。
ヘッドライトリフィニッシャーの施工ではヘッドライトの古い被膜を全面研磨し一度剥ぎ落します。その際塗装面に傷がつかないように保護します。

専用の水研ぎサンドスポンジです。３種のスポンジを使いしっかり黄ばみや、古い被膜をそぎ落とします。
汚れやレンズの傷み具合によっては更に数種類のサンドペーパーなどを使用していきます。

STEP2：ヘッドライト研磨
サンドスポンジを使用してヘッドライトの古い被膜を剥いでいます。
サンドスポンジの番手を徐々に上げていき、ムラなく滑らかに仕上げていきます。

黄色っぽい垢のようなものが見えますがこれが黄ばみやくすみの元の紫外線で傷んだ古い被膜です。この垢が白い色になるまで全体をしっかり研磨します。

※最近のヘッドライトは平面ではなく湾曲していたり特殊な形の物ばかりです。そのため機械を使って磨くとスピードは速いですが曲面や段差があったりすると機械の当たる場所ばかり研磨してしまいムラが出来たり磨きすぎてヘッドライトを傷めたりしてしまいます。
そのため当社では時間はかかりますが丁寧に手で研磨して仕上げております。
サンドペーパーではなくサンドスポンジを使用するのも複雑な形のヘッドライトに均一に力をかけて研磨しやすいからです。

表面が古い被膜を落としていくとヘッドライト表面は白く曇った感じになります。
ヘッドライト全体が均等に磨けているか手の感覚とプロの目で見極めていきます。

サンドスポンジの番手をあげて１５００番で仕上げていきます。低い番手の研磨跡を馴らしていく段階です。
これも研磨していく中でムラの出来ないよう磨き残しの無い様しっかり仕上げていきます。

STEP３：専用クリア塗装前の車両保護
車両にクリアが飛び散らないよう保護フィルムを取り付けます。

反対側も同様に。

STEP4：シリコンリムーバーで脱脂作業
ヘッドライト全体を研磨した後はいよいよクリア塗装なんですがその前にしっかりとレンズ表面を脱脂します。
ブレーキクリーナーでは成分が強すぎるため専用のシリコンリムーバーを使用します。
※ブレーキクリーナーを使用すると研磨し下地が露出しているヘッドライト表面を傷める恐れがあります。ひび割れや変形など。下地の露出したヘッドライト表面はとってもデリケートなんです。

STEP５：ヘッドライトリフィニッシャー塗布
まずは軽く1回塗りであし造りします。最初から厚塗りしません。
１回目はレンズ全体に軽く専用クリアを吹きかけて２～３回目塗装あし作りをしていきます。

全体が均一にぼやけてきているような感じになっていれば完璧です。
２回目以降の塗装の乗りが良くなりクリアのしっかりとした定着を促します。

2回目塗装～３回目塗装とセッティング時間を空け塗布していきます。

これで15分置けば完了です。硬化剤が入っているので赤外線照射等を行わなくても自然乾燥でしっかりと硬化します。

実はこのヘッドライトリフィニッシャーを当社が取り扱うまでにかなりの時間がかかっております。
なぜかというと、この写真は半年前に撮ったものです。
自信を持って良い商品としてお客様に提示するのに自分の車で施行してみて効果が続くのか検証してました。
そして下の写真が施工半年後のヘッドライトの様子です

真夏の紫外線を乗り越えてもなお、一片の曇りなく施工時と同じ輝きを保っております。
実体験し、自信があるからこそお客様に商品として提供しております！

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