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故障・修理
更新日:2018.07.30 / 掲載日:2018.07.30

パテ埋め&缶スプレー完ペキマスター!【1】即実行!チョイキズ直し

ボディリペア特集の最初には、まず最も身近でかつ簡単に出来るプチ補修を紹介しよう。ボディ補修の最大の目的はボディを錆による劣化から守ること。難しいコツはいらない。迷う時間があったら、今すぐ、トライしよう。

目立たなくなる程度に仕上げるという気持ちで

 ボディ補修と聞くと、やったことのない人はまず「難しい!」と頭で決めつけがち。確かに、傷ついたボディを新車のようなレベルまで直すことを求めるならば、ツールもスキルもハードルは高くなる。しかし、擦ったようなチョイキズを、目立たなくなる程度に修復するというレベルなら、ビギナーでも十分可能なのだ。それにもし失敗したとしても走れなくなることはないし、リカバリーも十分に可能。まずは臆することなく第一歩を踏み出そう。

微細なスリキズをコンパウンドで磨いて消す!!

ドアノブ周辺には黒っぽいスジ状のキズがつきやすい。洗車では消えないし、ヤレ感の象徴なので何とかしたいもの。

10回を目安に擦ったら拭き取ってキズの状態を確認。まだ目立たつようなら再度磨いて確認の繰り返しで、少しず落として完了。

ウエスを先細に折り、人差し指で支えるように持ってコンパウンドをつけ、指先で磨く。

【今回使用したITEM】Holts プラチナリキッド コンパウンドライトMH254

カルナバワックスを配合した、初心者にも扱いやすい超微粒子研磨剤。

筆付きペイントでコインキズを修復

 塗装には「サビからボディを守る」という最も重要な役割がある。些細なキズでも鉄板面がむき出しになっていたらそこから一気にサビに蝕まれる。だからもしキズを発見したら放っておくことだけは厳禁だ。最も簡易な筆付きペイントでもまずまずの仕上がりが得られ、離れれば十分目立たなくできるし、なにより最大の敵サビからボディを守ってくれる。手遅れになる前に、今。

コインなどでギィーとやられた深いキズを元通り直すためには研磨して塗装し直す必要がある。が、筆付きペイントでも目立たなくなる程度には仕上げられる。

多少はみ出しても錆から守るペイントの機能には問題なし。仕上がりにこだわるなら、キズ溝上下にピッタリ沿わせるようにマスキングしてから塗る方法もある。

まず、キズ溝の底がサビていないかよく確認。もしもサビがあったら可能な限り削り落とし、前処理として防錆剤を塗布する。

アルコールをウエスに染み込ませる。

爪を立てるように持ってキズ溝の奥の方に溜まった汚れを確実に拭き取る。

塗り方は「塗る」というより「塗料をのせる」感じ。

キズ溝を埋める感じでなるべく溝からはみ出さないように2から3回塗りで仕上げる。

塗り方は「塗る」というより「塗料をのせる」感じ。キズ溝を埋める感じでなるべく溝からはみ出さないように2から3回塗りで仕上げる。

【今回使用したITEM】Holts カラータッチ

筆付きペイントの定番。ハケ付きキャップの小ビンに入った小さなキズ補修専用塗料。

【失敗リカバリー】
アクリル塗料は燃料用アルコールで拭けば簡単に落ちる。

失敗したらきれいに拭き取って再チャレンジを!

ホビー用の小筆があればピンポイントで塗れる

キャップ裏の筆に染みた塗料を容器端でこそげ取るように溜める。

 キャップ裏の小筆は細部に塗布するには太く、柔軟性にも欠ける。より細かい補修に取り組む時は模型用の小筆を利用したい。しなやかで弾力があり、先端が尖っているため付属の筆よりもはるかに作業がしやすくなるからだ。

塗料溜めに筆先を浸して自然に染み出す程度に染みこませる。

キズの底面を塗って色を付ける。

以後、乾燥/塗りを2から3回繰り返して塗膜を厚くしていく。

仕上がりが細やか。近くで見れば気づくが離れてしまえば周囲に溶け込んで判別しづらくなり、十分目立たなくできている。

提供元:オートメカニック

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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