車検・点検・メンテナンス
更新日:2015.03.06 / 掲載日:2015.03.06

雹から車を守る対策法

雹から車を守る対策法goo-net編集チーム

春~秋にかけて、突然氷の塊のようなものが、
空から降り注ぐことがあります。

直径5mmを越える物は雹(ひょう)と呼ばれ、
降雹により様々な被害を引き起こします。

その中でも大きな被害を受けるのは車への降雹です。

雹から車を守るために、どのような対策をとれば良いのでしょうか。

降雹が車に与える被害とは

直径5mm以上の塊が、
ビルよりも高い場所から勢いよく落ちてくるわけですから、
車体全体に数多くのへこみ、キズが発生します。

また、雹が降るのは大気の状態が不安定な時ですので、
同時に突風の発生などで、木の枝などが落ちてきて、
キズを与えることもあります。

突然の降雹から車を守るには

走行中に雹が降ってきたら、
早めに屋根のある駐車場に避難しましょう。

雹のサイズが大きければ屋根を突き破ることもありますので、
簡易駐車場よりも、地下駐車場のほうが適しています。

屋根のある車庫が近隣にない、屋根の強度が心配な時には、
毛布や布団、ベニヤ板、段ボールなどで車体を覆い、
クッションにすることでダメージを最小限にします。

事前にできる雹対策

1.車体を覆えるものをトランクルームに携帯する

すぐに駐車場に入れるとは限らないので、
自衛手段を持ち運ぶのが最適です。

ベニヤ板は毛布などよりはかさばらないですし、
防腐剤を塗布しておけば長持ちするので便利です。

毛布も圧縮袋に入れておけば、
出すときに若干手間は掛かりますが、持ち運ぶことはできますね。

2.自宅駐車スペースの強化

費用捻出が可能であれば、
雹に強いカーポートを立てるのが最適です。

難しい場合は、
車を覆えるものを駐車スペース付近に保管しておきます。

降雹は天気予報での予測が難しいですが、
「大気の状態が不安定」「急な突風や落雷」、
というような予報の時に発生しやすいので、
そのようなときには、予め用意をしておくといいですね。

3.車両保険

車両保険は、基本的には雹などの自然災害による車体の破損も、
補償の範囲内となっています。

しかし、保証範囲を狭くして保険料を安くしているタイプもあるので、
ご自身の保険が雹被害を補償する内容になっているか、
必ずご確認ください。

また、いざとなれば保険修理が可能な修理店に持ち込めるよう、
条件を確認しておきましょう。

自然災害は予測が難しいものですから、
可能な対策は事前に行っておくことをお勧めします。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ